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仮設住宅を色の力で少しでも明るく!in 珠洲市8月初旬に開催されたアートのワークショップ
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2024.9.05一般の方向け
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今年も早いものでもう9月に入りましたね。
2024年は能登半島地震という未曾有の大災害からはじまりましたが、いまだ震災の傷跡が深く残っており、たくさんの避難者が仮設住宅や市外で生活をされていたりするなど、多くの課題を抱えている状況だと聞いております。
そのような中、いつも私たちの水性塗料Hipを使って作品作りをされているアーティストの田村久美子さんからご依頼があり、能登半島の珠洲市三崎地区で開催されるワークショップで使用する塗料をご提供させていただきました。
関連記事 このワークショップは、田村さんが能登半島の方たちが「色の力」で少しでも明るくなっていただきたいという想いから、主催者の方々と一緒に開催された『みんなで仮設住宅のスロープを絵にしよう』というイベントになります。
本当にたくさんの方々の想いを汲み取りながら、なるべく分かり易いイメージを作って、許可や承諾を得てもらい、必要なものを洗い出して、準備段階から様々な企業様にお声がけしてひとつずつ手探りで進められたそうです。
そんな想いを田村さんから銀座サロンで伺い、私たちカラーワークスも「色の力で少しでも誰かの力になれるなら」と共感し、今回塗料をご提供させていただきました。
なお、今回のワークショップは”廃材になってしまう板材”塗料を塗り、それをパッチワークのように仮設住宅のスロープに取り付けるというもの。
どれだけの方々が集まるのかは当日になってみないとわからない状況のなか、ワークショプををご理解くださりサポートしたいと言ってくださった地元の方々をはじめ、ボランティアで滞在されている皆さんがたくさんいらっしゃって楽しまれたそうです^^
とくに、参加してくれた子どもたちからは、板材をみて「葉っぱにするの!」「ハート見つけたよ!」「鯉のぼりみたいだから、お目め描く!」と、形をみて自由に連想したり色を工夫して塗ってみるなど賑わっていて、サポート側のお父さんたちもそんな子供たちの様子に影響を受け、夢中にペンキを塗ってくれたそうですよ♪
お昼休憩を挟んで午後は雨が降ったりやんだりだったそうですが、二つの仮設住宅の取り付け作業まで完成!
気持ちがとっても明るくなるような、カラフルな通りができましたね^^
夕方片づけを終えると、サポートしてくださった地元のお父さんたちに「お疲れ会やるぞ」と集会所にお誘いいただいたり、ワークショップに参加してくれた地元のお母さんが「とても楽しかったわ、ありがとう」と声をかけてくれたり、参加されなかった方にも「やー!いつの間に出来たの?明るくてパーてなるわ、嬉しい!」と手を叩いて喜んでくれたと田村さんからお聞きしました。
私たちは塗料を提供させていただいただけではありますが、その様子をお聞きしてとても嬉しい気持ちになりました^^ ありがとうございました。
完全に復興するまではまだまだ時間もかかると思いますが、色の力で能登半島の皆さんが少しでも明るくなるようにと願っております。
なお、今回、ボランティアのご相談をいただいたアーティストの田村久美子さんの個展が「YOURSCAPE ~ あなたが見るセカイ〜」が、9月21日の3連休に南青山イロハニアートスタジオにて開催予定です!
個展開催3日間の期間中は、毎日14:00~18:00の間、田村さんも在廊される予定で、アーティスト本人と直接会って話すことができるだけでなく、マットプリントの購入者にサインプレゼントなどの企画も進行中だそう♪
昨年制作した作品を手ぬぐいにして販売し、売上を購入した方々に代わって寄付することで、被災地支援に役立てようとされていますので、是非イロハニアートスタジオにて開かれる田村久美子個展「YOURSCAPE ~あなたが見るセカイ~」に是非足を運んでみて下さいね!
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田村久美子個展 「YOURSCAPE ~あなたが見るセカイ~」
開催期間:2024年9月21日(土)〜9月23日(月・祝) 11時〜18時
開催場所:イロハニアートスタジオ(東京都港区南青山2-22-2 クインビル6階)
入場料 :無料—————————————
ホームページ:https://www.kumikotamura.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/enor.tokyo/
フェイスブック:https://www.facebook.com/kumiko.tamura.90/
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【色から考える家】色を整えることから始めよう心地良いインテリアづくり@トクラス新宿ショールーム
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先日、ミサワリフォーム株式会社様からのご依頼で、トクラスの新宿ショールームでカラーセミナー&ワークショップを合計4回開催させていただいたので、今回はその様子をご紹介します!
今回こちらでお話しをさせていただいたのは、私たちと一緒にお仕事をすることの多い色のプロである日本カラーマイスター協会の川上さんと、
いつもカラーコンサルタンシーサービスでお客様のお住まいやホテルの色まで心地よい空間づくりを色を通して提案しているFarrow&Ball 銀座サロンスタッフの前田さん。
今回カラーセミナーを開催するにあたり、軸になるテーマとしたのは『色から考える家』。
コロナ渦を経てインテリアを改めて見つめなおす方が増えてきましたが、私たちがいつも接客していても「居心地の良いインテリアって、どんなインテリアなのですか?」と聞かれることが以前よりも確実に多くなりました。
そこで、今回はこのテーマを通して、参加者の皆さんが「居心地の良いインテリアを考える」きっかけになればいいなという視点から企画しました^^
セミナーのなかでは、私たちの住まいは色に囲まれてた生活をしていて、無意識のうちに心や身体に大きく影響を与えていること、またトレンドの流れとして近年キッチンスペースのリビング化が進んでいことなどをお話ししました。
なかでも、皆さんにぜひお伝えしたかったポイントが2つ。
ひとつ目が『インテリアの色を整えること』です。
セミナーでもご紹介した内容を少しだけご紹介しますね!
上の写真をご覧ください。
例えば、キッチンのモダンなキャビネットの色にあわせて現状の白い壁に塗装をし、LDをより広々とした空間に感じさせたい場合、「どのような色で、カラーコーディネートするのか」はとても重要です。
日本ではナチュラルなスタイルを好む方が多いので、この空間の壁に少し黄みがかったニュートラルカラーを取り入れてみると……
どうでしょうか?ちょっとモダンなキッチンキャビネットとの色が合わずに違和感を感じてしまいますよね。
では、こちらはどうでしょう?
キャビネットの色にあわせて、クールなグレー系の壁の色になりました。
こうなると、キッチンスペースがよりシャープで高級感が増してきましたよね^^
色の差はほんの少しです。
でも、一歩引いて空間を俯瞰してみたときに「色が整っていない」と、いくら取り入れてる家具や家電のスペックがよくても、違和感が出て残念な結果になってしまうことも大いにあるのです。
そう考えると、色選びってとても大切ですよね。
さて、ふたつ目のポイントは『自分の色の軸を決めること』になります。
とはいえ、「たくさんの色の中からインテリアカラーを選ぶのって難しそうだし、軸って?!」という声が聞こえてきそうですが、ここは複雑に考えなくても大丈夫です^^
私たちがおすすめしているシンプルな軸の決め方のひとつに、『クール系のスタイルが好きなのか、ウォーム系のスタイルが好きなのか』というものがあります。
こちらもキッチンの写真を事例にご紹介します。
このキッチンは、キャビネットも床材の木材も優しいナチュラルな温もりが感じられるので、壁の色も同じく暖かみを感じるウォーム系の色が揃っていて素敵ですよね!
同じキッチンでも、壁の色にクール系の色を持ってくると少し違和感が出てきてしまいます。
こうした壁の色には、すっきりとしてシャープなステンレスや艶感のあるモダンなキャビネットがより似合います。
このように、おおまかで構いませんので自分のスタイルの方向性を決めると色が整いやすくなり、空間の魅力がアップすることを会場でも皆さんにお伝えしました^^
このあと、皆さんはトクラスさんの新宿ショールーム内をツアーでまわって、たくさんのキャビネットカラーをご覧になっていました♪
参加していただいた皆さん、ありがとうございました!
さて、ここでは簡単に「色で整えること」についてお話しをさせていただきましたが、それでも色選びは難しいと思う方は多いと思います。
私たちカラーワークスはかれこれ20年以上インテリアペイントを提案してきましたが、塗料を販売しているというよりもお客様一人ひとりにあわせた『色のある空間』をご提案し続けています。
インテリアの色をお仕事でご提案される側の方とも、オーナー様ともこれまでじっくりと向き合ってきましたが、どちらの立場であっても「色選びには自信が無い」と感じている方が多いことをよく知っています。
でも、色は技術でありコミュニケーションツールにもなります。
今まで勘やセンスで乗りきってきたけど確かな色彩の知識をつけていきたいとお考えの企業の方はカラーセミナーのお問い合わせを。
またご自宅の建材選びで混乱してしまう!と困っているオーナー様は、ぜひ銀座サロンで行っているカラーコンサルタンシーをご利用ください。
カラーワークスのスタッフは、色のプロであるライフカラースタイリスト®︎を取得していますし、専門的なカラーセミナーは日本カラーマイスター協会の講師陣と連携をして行っています。
気になる方は、以下のリンクからお問い合わせください。
色を整えることで、より魅力的な空間づくりを楽しめますように。
カラーコンサルタンシーサービスで建材の色選びをしたい方はこちら
カラーセミナーのお問い合わせはこちら(リンク先:その他のお問い合わせからどうぞ)
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【塗装初心者必見!】新人スタッフTが挑む!時間をかけて選んだ色で自宅の壁を初DIY塗装☆
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2024.7.14一般の方向け
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今日のカラーワークスブログは、カラーワークスの新人スタッフTが自宅をはじめてDIY塗装をしたとのことで、その様子をご紹介します^^
梅雨が明けると塗装をするにはいい季節となるので、これからDIY塗装をしてみたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
さて、スタッフTさんが初DIY塗装にチャレンジしたのは、自宅のリビングダイニングの壁一面。
上の写真でいうとちょうど真正面にあるダイニングテーブルに接している面です。
このくらいの壁面は、初心者の方がDIY塗装をするには、広すぎもせず狭すぎもせず、また変化もしっかり感じられるくらいの面積でちょうど良い大きさなんですよね♪
良い場所をチョイスされました^^
ちなみにこのスタッフTさんは、「海外のインテリアが好き」ということで、カラーワークス入社当初より「この壁を塗ろう!」と思っていたそうですが、なかなか色選びが難しくて決められず、行動に移すことができなかったそうです。
確かに、本当にたくさんの色の中からどれが我が家に似合うのかと考えると、正解がわからなくなってしまいそうですよね。
そんなTさんが色を決めるまでにしたことは、
①気になる色相を絞って考えた
②Farrow&Ballのサンプルポットを購入して、試し塗りをしたものを壁に貼った
③朝昼晩、納得がいくまでじっくり見比べてみた
という方法でした!
①の「好きな色相を絞る」という点については、もともとご自宅のインテリアには大好きなブルー系のものが多かったとのことで、家具や床の色と相性が良さそうなブルー系の色をいくつかピックアップされたそうです。
気に入った色を5つまで絞ったTさんが次に行動したのは、②のFarrow&Ballのサンプルポットを購入し、A4サイズの紙に試し塗りをしてそれぞれ壁に貼ってみたことです。
Farrow&Ballのサンプルポット(100mL)は、A4〜A3サイズ程度の大きさなら十分2回塗りできる塗料が入っています。
Tさんのように紙や画用紙に塗り試しをしたものを上の写真のように壁に貼って見比べてみる方法もありますし、サンプルポットの塗料を直接壁に塗って見比べてみるのも良いでしょう。
なお、最後に上から決定した色で塗装すれば、試し塗りをしていた色は全部消えるのでご安心を♪
サンプルポットはFarrow&Ball 銀座サロンで直接ご購入ができます(ご予約をどうぞ)
ECサイトからもサンプルポットの購入ができます
その後Tさんは、朝の光、昼の光、夜の照明の下での色の見え方を比べているのですが、なんと1ヶ月間見続けて色を決定したそうです。
実はこの方法は、(1ヶ月間は見過ぎですが笑)DIY塗装に限らず家の壁の色を検討されている方には、必ず試していただきたい方法です!
壁の色は、窓から入ってくる光の色や照明の色によって驚くほど印象が代わります。
色を選ぶときは昼間のショールームで選ぶことが多いと思うのですが、実際に家で長く過ごす時間が昼間とは限らないですよね。
夜の時間をリビングで長く過ごす方なら、その時の照明の下で見たときに一番綺麗に見える色を選べた方が良いというもの^^ ぜひこだわって選んでみてくださいね♪
さて、Farrow&Ballのブルー系統のなかからNo.307 Kittiwakeという穏やかで落ち着きのあるブルーを選んだTさんは、とうとうDIY塗装にチャレンジを^^
塗装をするときは、養生と塗装の二段階に分かれており養生はそのうちの7割くらいを占めています。
養生を綺麗にできると、塗装も綺麗に仕上がりやすいんですよね!
この養生の部分が苦手という人もいらっしゃいますが、Tさんは「思ったより簡単」だったそうですよ^^
ちなみに「塗料の缶をどうやって開けたら良いでしょうか」とご質問を受けることがあるのですが、専用のオープナーが無くてもご自宅にあるドライバーやハサミで開けることができるのでご参考ください♪
またビニールクロスの上からDIY塗装をする方は、養生のポイントがもう一つ!
ビニールクロスの壁紙の表面は凹凸があるため、上の左の写真のように隅にマスキングテープを施しても僅かな隙間から塗料がチリチリ滲み出す場合があります。
そんなときは、コーキングをするのがおすすめです。Tさんも先輩のHさんに教えてもらい、塗装をする前にビニールクロスの壁紙にコーキングを入れたところ、境目がとてもきれいにできたのだそうですよ^^
そうして養生を終えた後は、さっそく塗装タイムへ。
まずは刷毛に塗料を馴染ませて、絵の具で縁取りをするようにまずは端の方から塗っていき、その次にローラーで塗装をしていきます。
ローラーで塗り進めていくと、1度塗りのときは「思ったより薄いかな」と感じたそうです。
確かにビニールクロスの壁紙の上から1度塗りをした段階では、クロスの凹凸に塗料が入り込んでいないこともあるのでムラ感も感じやすいかもしれません。
そんなときは、2度目の塗装のときにたっぷり目にローラーに塗料をつけて、(力はそれほど入れずに)よく伸ばしていくだけでも凹凸に塗料が入りやすくなります。
ちなみにTさんは、2回目を塗ったあともムラや濃淡があるように感じてかなり不安になったそうですが、思い切って2度塗りでやめて乾かしてみたら、均一にきれいになりホッとしたとのこと。
塗料を塗りたての箇所は、乾燥しつつある箇所に比べて色が明るく白っぽく見えたり、鮮やかに見えたりします。
乾燥してくると余計な水分がとんで色味が落ち着いてくるので、多少ムラが気になるときは少し時間を置いてからチェックするといいですね^^
そうして完成したTさんのリビングが上の写真になります。
Tさんに初DIY塗装をした感想を聞いてみると、
「重い腰を上げて、お気に入りの色を見つけて壁に色を取り入れたことで、家具がより魅力的に見えるので、もっと早くチャレンジすれば良かったなと思いました。」とのこと。
また、この壁の色に黄色が映えそうだということで、塗った直後にお花を買いに行って飾ったりするなど、よりインテリアを楽しむことができるようになったそうです。
「たった1面の壁だけれど家で過ごす時間は大切な時間なので、お気に入りの色で塗ることでテンションも上がりましたし、毎日をウキウキしながら過ごして行けそうです!」という嬉しい声も聞けました^^
皆さんも、今年の夏は壁一面からDIY塗装をはじめてみませんか。
色選びや塗装のご相談をしたいときは、Farrow&Ball 銀座サロンでスタッフがお待ちしておりますのでお気軽にお越しください♪
Farrow&Ball 銀座サロンで色と塗装ご相談をされる方は以下のリンクからご予約をどうぞ
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【違いは歴然】最大30%も多い顔料が織りなす美しい陰影と深み!Farrow&Ballの塗料の質感
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皆さんは、Farrow&Ballで塗装された空間で過ごされたことはありますか?
そもそも塗装をしている時点で色で魅力的な空間を作ることはできるのですが、Farrow&Ballで塗装された空間は他の塗料で塗装されたときとの違いが歴然です!
今回は、その「違い」の秘密についてご紹介しましょう。
世界中にファンがいるFarrow&Ballですが、お客さまが一様に口にされる塗装の魅力があります。
それは、『色の深み』と『光の陰影』。
最高級の原材料のみを使用しているFarrow&Ball が、他社の塗料よりも最大 30%も多い顔料を使っていることで、比類のない色の奥行き深さを実現しています。
このようにFarrow&Ballの塗料は、窓から差し込む陽光や照明などの光に対してとても敏感に反応します。
例えば下の写真をご覧ください。
時計やドアがある右の壁面と左の壁面は、実は同じFarrow&Ball No.231 Setting Plasterという色です。
「うっそー?!」という声が聞こえてきそうですが、本当です^^
窓からの光を正面で受けている右面と光が直接当たっていない左面とで、こんなに色が変化して見えます。
さらに下の写真を見ていただきたいのですが、Farrow&Ballのなかでも特にグレイッシュなニュートラルカラー系や白系統の塗装色は光に対して繊細な反応を示します。
・昼間
・夜間
このように、Farrow&Ballの色は光の色の種類や当たり方、また窓から差し込む太陽の向きによっても色の見え方が変わってくるので、朝と昼間、夕方、夜の壁の色が違って見えてきます。
ちなみに、Farrow&Ballユーザーの皆さんからは「1日の中で、こんなにも壁の表情の違いを楽しむことができるので飽きがこない」というお話しをよく耳にするほどなんですよ♪
また、この光の反射は明るい色だけでなく、ダークカラーや鮮やかな濃色もとても綺麗に見せてくれます。
暗い色というものは光を吸収する特性があるので、光の当たっているところと当たっていないところの差がとても激しく、「ドラマチックなグラデーションを作りやすい」という特性があります。
なかでも奥行き深い色合いを作り出すFarrow&Ballで塗装した壁になると、このグラデーションが驚くほど美しい陰影を作り出すのです。
私たち人間はこうした色や光が移り変わる様子に、グッと心を掴まれてしまう傾向があります。
壁一面だけでもこうしたダークカラーや濃色を取り入れることで、アートや写真などを飾るにはぴったりのフォーカルポイント作りができます。
こうしたインテリアで重要なスペースに、Farrow&Ballをあわせることでよりクオリティを感じさせるスペースにすることができるでしょう。
さて、光に繊細に反応しやすいFarrow&Ballの色ですが、どんな光でどの程度変わるのかFarrow&Ball 銀座サロンで確認をしていただくことができます。
上の写真のように光の具合で、スタッフが手に持っているブルーのボードや壁にディスプレイしているパネルの色が大きく変化している様子がわかりますよね!
銀座サロンには、色の専門家であるライフカラースタイリストの資格を持つスタッフも常駐しておりますので、気に入った色の見え方の変化を確認しにぜひ銀座サロンへお越しください^^
Farrow&Ball 銀座サロンのご予約はこちら
また、銀座サロンではオリジナルのカラースキーム作りなど、人気のワークショップも定期的に開催しています。
ご自身の色彩感覚や好みを改めて知ることができますし、Farrow&Ballの色に気軽に触れることができる良い機会となりますので、ぜひご参加ください♪
関連記事
①Farrow&Ball 銀座サロンで毎週開催☆色を知って楽しむカラーワークショップが人気!
②環境への取り組みも世界トップクラス☆ 英国の最高品質の塗料ブランドFarrow&Ball
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リノベを考えている方は必見!ビフォー&アフター色と塗装で変わったお客様の事例を一挙ご紹介☆
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2024.6.11一般の方向け
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今回は、これからリノベーションを考えている方にはぜひ見ていただきたい、先輩ユーザーのビフォーアフターをたっぷりとご紹介します!
「塗料や色で住まいの印象が変わるってどういうこと?」「家の雰囲気がどう変わるの?」「普通のリノベーションじゃなくて、個性をちゃんと表現できる方法はないかな」と思っている方は必見です^^
なお、リノベーション熱が高くなっているのは住宅だけではありません。
下の写真は熱海の古い物件なのですが、買い取られたあとおしゃれな別荘として生まれ変わりました!
Before
リノベーションで生まれ変わった熱海の別荘がこちら。
After
色と塗装を中心としたリノベーションでここまで変われるんです!
他にも壁一面色を変えるだけでも、海外インテリアのような素敵な住まいになっている事例もたくさんあるので、ここからは各部屋ごとの先輩ユーザーの事例をご紹介します。
・リビング / 子供部屋
リノベーションからDIYまで、色を取り入れるときに一番選ばれやすいお部屋です。
家族が長い時間滞在するだけでなくゲストを招くことも多いパブリックスペースなので、おしゃれに整えたいとご希望される方が多いです。
H様邸/ Before
H様邸 / Hip 8884M Moonstone Mauve / After
Y様邸/ Before
Y様邸 / 塗装 FARROW&BALL No.39 Hague Blue / After
A様邸別荘/ Before
A様邸別荘/ After
K様邸/ Before
K様邸/ After
アトリエアンサンブル様 / S様邸/ Before
アトリエアンサンブル S様邸/ After
K様邸 / Before
K様邸 / After
子供部屋 / Before
子供部屋 / After
・キッチン
キッチンは狭いスペースにも関わらず物が多くて雑然としがちなスペースですが、壁に色をつけることでそれらをまとめてくれる効果があります^^
また、壁に自分のお好きな色を塗ることで家事にもポジティブに取り組めるので、リノベーションの際は塗装をおすすめしたい場所のひとつです。
Y様邸/ Before
Y様邸/ After
A様邸(左)Before(右)After
K様邸 /(左)Before(右)After
・洗面 / お風呂 / トイレ
こちらもキッチン同様お住まいの中では狭めですが、工夫次第で大きく変わるのがこのスペース。
トイレや洗面、お風呂にまで「我が家のイズム」行き届いていると、住まいに対する丁寧さが伝わってきやすいですよね^^
K様邸 /(左)Before(右)After
K様邸 / Before
K様邸 / After
R様邸 /(左)Before(右)After
R様邸 /(左)Before(右)After
・玄関 / 廊下 / 階段
前回のブログでご紹介しましたが「玄関」は住まいの顔となるスペースですし、廊下や玄関は各部屋を繋ぐ大事な役割を果たしています。
いわば物語の表紙や序章となるような場所ですし、ドアを開けたときに見える廊下の壁の色と各部屋の壁の色のカラーコーディネートを楽しむのも格別ですよ♪
K様邸 / Before
K様邸 / After
H様邸 /(左)Before(右)After
いかがでしたか?
塗料や壁紙を使うことで、それまでの空間がより引き立つのがわかりましたよね。
近年の住宅や別荘のリノベーションは、壁や床などをただ綺麗にするだけではなく、色や素材にこだわることでより自分らしい特別な空間を作られている方がとても多くなってきているので、ぜひ皆さんも参考にしてみてくださいね!
また、「我が家にあうおしゃれな色がわからない!」「塗装や海外の壁紙って難しそう…」という方は、FARROW&BALL 銀座サロンで行っている『カラーコンサルタンシー』というサービスがあります。
色や塗料、工事に詳しい専門のスタッフがお客様お一人おひとりにあったアドバイスをさせていただきますので、ぜひご利用ください♪
カラーコンサルタンシーのご予約はこちら
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リノベーションで人を招きたくなる玄関に! 色でつくるおしゃれな玄関のアイデア3選
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『玄関』は、家族が出入りするだけでなくゲストをお迎えする『住まいの顔』となる場所。
機能性や収納力はもちろんですが、家人以外の方に触れることも多いのでおしゃれにも徹底して気を使いたいスペースですよね。
そこで今回は、玄関のリノベーションで活かせる「4つのおしゃれな色の取り入れ方」をご紹介します!
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7.カラーコーディネートやリノベーション工事のご相談はFarrow&Ball 銀座サロンへ
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1.「ただいま!」「おかえり」が嬉しくなる玄関を考えよう!
住まいの中でも限られたスペースでしかなく滞在時間も短い玄関ですが、家に入るときには必ず通る場所なので、実はとても重要な空間です。
そして、「ただいま」「いってきます!」「おかえり」を言う場所でもあり、玄関ドアを開けた瞬間に飛び込んでくる景色が心地の良いものだと嬉しいですよね。
外で仕事や勉強を頑張って帰宅したとき、ドアを開けてホッとする色や、明るい元気な色で迎えてくれる玄関のリノベーションで選ぶ色は実はとても重要なんです。
ゲストを多く招く家なら、「ウェルカム」な気持ちをおしゃれな玄関で伝えることができたら素敵ですよね。
玄関ドアを開けた瞬間に目に飛び込む「色」は、気分を変えてくれる大きな要素になるので、リノベーションの際にはリビングや寝室などに次いでしっかりと色彩計画を立てていきましょう。
2.玄関ドアや廊下のドアをアクセントにする
玄関におしゃれな色を取り入れる方法の一つ目は、『玄関ドアや廊下のドア、収納扉の塗装』です。
一般的な玄関の壁は「白」が多いで、アクセントにドアの塗装をするのがおススメ。
白い壁とあわせると一見地味になりそうなニュートラルカラーのような色でも上品に引き立ててくれます。
また、ドアや収納扉は面積が小さいのでインパクトのある鮮やかな色も取り入れやすく、ドア自体が空間のアクセントとなって、雑然としがちな空間を引き締めてくれるのです。
写真提供:Home Design CASTLEE様 / A様邸 /(奥壁)FARROW&BALL No.284 Worsted(ドア)No.31 Railings
また、ネイビーやブラックなどの落ち着いた色に塗れば、玄関が一気にモダンで洗練された雰囲気になります。
優しげでソフトな雰囲気がお好きな方は、周りの壁の色とほんの少しだけ明るさの違う色をドアや収納扉に選んでみるといいでしょう。
ドアや収納扉にほんの少し色が加わるだけで、おしゃれな雰囲気に変わりますよね。
おしゃれな玄関リノベーションのカラーコーディネートや施工工事のご相談
3.玄関の壁を塗装して空間に華やかさを演出する
過去のフォーカルポイントに関する記事でもご紹介していますが、玄関でも「パッと視線をあつめる」フォーカルポイントを設けることでワンランク上の空間に。
例えば、玄関を入った瞬間目につく近くの壁に塗装したり、壁紙を貼った上でアートを飾るのがおすすめです。
アートの背景に色があることで、白い壁に飾るよりも一段とアートが引き立ち視線を集めることができます。
ともすれば雑多になりがちな玄関でも、色とディスプレイの効果で丁寧で素敵な印象を持たせることができるのです。
ここでご紹介したいのが、下の写真のN様邸の玄関。
写真提供:N様邸 /(青)Hip 7105D Matisse Blue(赤)FARROW&BALL No.42 Picture Gallery Red(紫)Hip 8905D
まだまだこの写真は一部でしかないのですが、玄関を様々な色に塗り替えて楽しんでいらっしゃっていて、ご自宅を愛されている様子がよ〜く伝わってきますよね!
玄関はリビングなどに比べて塗装をする範囲も少ないので簡単に塗装が可能です。
手軽で安価にリノベーションでイメージチェンジをすることができるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
関連記事
①空間の第一印象を左右するフォーカルポイント. 思わず目を惹くおしゃれなインテリア作り!
②【リノベーションを最後まで楽しむ!】インテリアの色彩計画をプロに相談!日本初のカラーコンサルタンシーサービス
4.玄関から廊下全体に統一感を持たせる
最後に、玄関から廊下の壁に広く色を取り入れる場合のコーディネートをいくつかみていきましょう。
玄関から廊下にかけた広い面積に色を入れる場合は、鮮やかがあまりないニュートラルカラーやモノトーン系の色がおすすめです。
狭い場所の壁面を塗装することになるので、圧迫感を感じる色よりも、穏やかなトーンのニュートラルカラーなどを取り入れると落ち着きも感じていいですね。
ニュートラルカラーは大人しめの色調ですが、上の写真のように収納扉や巾木などを「白」で抜け感を作ると、廊下のような距離感のある場所では、心地よいリズム感を演出できます。
「ニュートラルカラー × 白」の配色は、メリハリも強すぎず、スマートで洗練されている印象を持たせることができるので、シンプルなスタイルが好みの方にはおすすめです。
玄関を入ってすぐ階段がある場合には、吹き抜けを活かして上の階まで同じ色で塗装をすると、目線を上に誘導して高さを強調することができるので、玄関をより広くて開放的な印象にすることもできます。
リノベーションを検討する際には、壁とドアのコーディネートにも気を配ることで、より完成度の高いインテリア空間になるので覚えておきましょう♪
おしゃれな玄関リノベーションのカラーコーディネートや施工工事のご相談はこちら
5.おしゃれ玄関リノベーションビフォアアフター
カラーワークスがリノベーション工事した玄関リノベーションのビフォアアフターをご紹介します!
デザインだけでなく、カラーでリノベーションを行うことで、ワンランク上のインテリアを作ることができます。
熱海A様邸Before
熱海A様邸After
熱海M様邸Before
熱海M様邸After
熱海C様邸 Before→After
M様邸 Before→After
おしゃれな玄関リノベーションのカラーコーディネートや施工工事のご相談はこちら6.おしゃれ玄関リノベーションのQ&A
ここではおしゃれな玄関リノベーションのカラーコーディネートついて、皆さまからよくいただくご質問ををご紹介していきます。
Q.どんな材質のドアにも塗れますか?
ほとんどの場合、材質に合わせた下地処理をすることで塗装可能です。
詳細はFarrow&Ball銀座サロンまでお問い合わせください。
Q.玄関リノベーションで一新したいのですが、何を基準にして色を選んで良いのかわかりません。
リノベーションで一新する場合、なかのリビングのイメージの延長としてスタイルを決めると良いでしょう。玄関は住まいの顔とも言える場所なので、リビングはナチュラルなのに玄関だけゴージャスなイメージだとチグハグになってしまいますよね。
なお、廊下の床材や玄関のたたきは変えずにリノベーションを行う場合は、その床材やたたきの色にあわせて配色を考えると調和しやすくなります。過去の記事で配色についてご紹介している記事があるのでご参考ください。
→インテリアをお洒落にみせる配色テクニック3選 好みや目的で使い分け!あなたはどのタイプ?
Q.窓がない玄関なのですが、暗い色を使うとおかしいでしょうか?
おかしくありません^^ 窓がない空間ですと確かに明るさは感じにくいかもしれませんが、照明と壁の色の計画を一緒にたてておくとよいでしょう。シックで大人っぽい玄関は、個性が際立って素敵でしょうね!
このとき、併設されている収納スペースの壁を明るい色で塗装しておくことでより広く感じたり、しっかり物を見分けられるスペースとしてメリハリを付けておくと良いでしょう。
注意点としてはご高齢の方が同居されている場合、あまり暗い環境だと足元や物が見えにくくなってしまうので、然るべき明るさを確保したり壁の色は少し明るめにするなど調節する必要がありますのでご相談ください。
Q.玄関は汚れが気になってしまうのですが、メンテナンスは簡単にできますか?
住宅用の水性塗料には、同じ色でも艶のレベルがいくつか用意されています。汚れが酷い場所で使うにつれて艶をレベルを上げていく方がメンテナンスはしやすいですが、だからと言って壁をピカピカの塗装にしなくても大丈夫です!
玄関くらいでしたら、マットなものよりも少しだけ艶が感じられる程度のレベルで水拭きなどしていただくことができますし、玄関の色に飽きたら上から違う色で何度でも塗装することもできます。
Q.住みながらリノベーションはできますか?
ご安心ください。住みながらのリノベーションは可能です。リビングをはじめ、一部屋ずつリノベーションをしていく方が増えています。
7.カラーコーディネートやリノベーション工事のご相談はFarrow&Ball 銀座サロンへ
Farrow&Ball 銀座サロンでは、玄関のリノベーションはもちろん家全体のリノベーション工事も承っており、色を熟知した専門のスタッフが常駐しています。
銀座サロン自体も塗装空間の魅力をたくさんご覧いただけますし、ご予約をいただくとカラースタイリングや施工工事のご相談ができるサービスもございます。
色選びに自信のないプロから一般の方まで広くご利用されていますので、お気軽にお越しください。
おしゃれな玄関リノベーションのカラーコーディネートや施工工事のご相談はこちら
8.色でつくるおしゃれな玄関リノベーション まとめ
玄関は、思っている以上に家の顔となる重要なスペースだということが分かりましたね!
これから玄関のリノベーションを考えていらっしゃる方は、どんなリノベーションのタイプにしようかイメージがついてきたでしょうか?方法は3つありました。
気になる方法が見つかったら次は色選びと施工について計画を立てていきましょう!
こちらもスタッフまでお気軽にご相談ください。
いつでも玄関を行き来したくなるようなおしゃれな玄関スペースができますように^^
おしゃれな玄関リノベーションのカラーコーディネートや施工工事のご相談はこちら
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インテリアをお洒落にみせる配色テクニック3選 好みや目的で使い分け!あなたはどのタイプ?
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一般のお客様だけでなく、設計やインテリアコーディネーターさんなどのプロとお話ししていても、「色選びに自信がない」という言葉をよくお聞きします。
そこで今回は、どなたでも簡単にインテリアでチャレンジできる配色テクニックから3つ厳選してご紹介します。
ご自分の好みの雰囲気や目的にあった配色テクニックを選んで、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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1.インテリアの色選びに自信のない人にこそ「配色テクニック」がおすすめである理由
3.インテリアの配色①「雑に見せたくない」「色で冒険はできないけどおしゃれにみせたい」人向けの同一色相配色
4.インテリアの配色②「せっかくならインパクトが欲しい」「海外インテリアが好き」な人向けの補色色相配色
5.インテリアの配色③「インテリアの雰囲気に飽きやすい」「統一感は欲しいけどつまらないインテリアは嫌」な人向けの類似色相配色
7.オリジナルの配色を作ってみよう! in FARROW&BALL 銀座サロン
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1.インテリアの色選びに自信のない人にこそ「配色テクニック」がおすすめである理由
『配色』というとファッションやデザインで使うものというイメージが多いですが、インテリアの色選びの時にもしっかり使えるテクニックです。
とくにインテリアの色選びに「自信がない」「いつも同じ色になってしまう」と考えているプロの方から、ご自宅のインテリアの色をご自身で検討されている一般のオーナーさんにはおすすめ!
ちょっと雑に見えてしまったりなんの印象にも残らないインテリアというものは、いろんな要素の色が空間の中にとりとめもなく散らばっていたりするものですが、目的や好みに合わせた配色テクニックを選ぶことで、ちゃんとお洒落なインテリアに整います^^
ですので、「自分にはセンスが無い」と思っていらっしゃる方でも大丈夫!
いまお考えのインテリアを「どんな空間にしたいのか」というポイントだけはっきりさせて、これからご紹介する厳選した配色テクニック3タイプのうちどれに当てはまるのかを探してみましょう。
2.配色を考える時に欠かせない色の地図「色相環」
さて、インテリアの配色を考える前に、色のことを知る上で最も大切なことをひとつだけ覚えておきましょう。
それが色の地図とも言える『色相環(しきそうかん)』で、配色はこの色相環の色の位置関係で決まってきます。
色相環の色数が増えることはあっても、赤からはじまり、オレンジ、黄色、緑、青、紫へと移り変わるこの色の並びは、世界中どこへ行っても変わることはありませんし、インテリアだけでなく、ファッションやデザインなどでも使えるので、覚えておいて損はありませんよ^^
また、色の明るさや鮮やかさが変わったとしても、色相環の並び順が変わるわけではありません。
インテリアにはニュートラルカラーなど元の色がわかりにくい色もたくさんありますが、「赤っぽい」「黄色っぽい」という特徴にあわせて上の色相環に当てはめて考えると、簡単に配色を考えることができるようになりますよ^^
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3.インテリアの配色①「雑に見せたくない」「色で冒険はできないけどおしゃれにみせたい」人向けの同一色相配色
「インテリアの色って、何が正解かわからない!」「子どものものも多いし、とにかく雑に見せたくない」「あまりインテリアに色を取り入れるのが得意じゃないけど、おしゃれに見せたい」そんな方々におすすめなのが、一番簡単な配色テクニックの『同一色相配色』。
これは「同一色相」という名前がついているように、色相環の中でも黄色なら黄色系、緑なら緑系などひとつの色相の濃淡を使って仕上げるテクニックで、とにかく空間に統一感をもたらしてくれる効果があります。
壁の色を決めるだけでなく、ソファやカーテンなどを買い足す場合でも、明るさや鮮やかに差をつけながら同じ色系統の中から選んでいけばいいので、インテリアの配色を考える際にもハードルが低いという特徴があります。
また、同じ空間の色にまとまりがあるとインテリアが整って見えやすいので、いつもおしゃれな印象があると感じてもらいやすいのも良いポイントです^^
なお、厳密に「絶対にこの色じゃなきゃダメ!」なんてことはないので、気負わなくて大丈夫!
例えば、インテリアで人気のニュートラルカラーは原色のようなハッキリした色とは違い地味な色ばかりなので、元の色が色相環のどんな色なのかきっちり判別するのが難しいこともあります。
でも、上の写真のように「温かみのある黄色っぽいニュートラルカラーの壁」と「黄色っぽい木材」の配色で、十分まとまりが感じられると思いませんか?
このように色の『っぽさ』を揃えるだけでも、簡単に同一色相配色を意識したインテリアの配色を作ることができるので、色に自信のない方はぜひこの方法を試してみてくださいね!
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4.インテリアの配色②「せっかくならインパクトが欲しい」「海外インテリアが好き」な人向けの補色色相配色
「インテリア事例を探していると思わず目を惹いてしまうのは、大胆な配色の海外インテリア」という方は少なくないはず。海外の方って本当に色の使い方が上手ですよね^^
海外のようなインパクトのある色を使ったインテリアや、シックな印象ながらも大胆さも感じられるような配色のインテリアにするには、『補色色相配色』という配色テクニックが適しています。
補色色相配色のポイントは、色相環の位置関係のなかで向かい合う真反対の2色を使うこと。
色の特性が全く違う2色を同じ空間で使うことでそれぞれの色を引き立てあい、インパクトのある空間を作り出すことができます。
ただ、この配色には注意点も!
補色色相配色はインテリアに大胆な印象を残しやすいのですが、2色とも鮮やかな色を使ってしまうとギラギラとしたハレーション(不快感)を感じてしまいやすいのです。
例えば、下の写真は「壁の色」と「ラグ・椅子の色」が補色色相配色の関係にありますが、どちらの色も少しくすんでいたり穏やかに感じるトーンなので、大胆さはありますがギラギラとした不快感は感じることはありませんよね。
実はここには2つのポイントが隠されています。
ひとつ目は、補色ながらもトーンがどちらも穏やかであること。鮮やかな補色同士だとギラついてハレーションを起こしてしまいますが、穏やかなトーン同士の色ならばハレーションはおきません。
ふたつ目は、この上の写真でも使われていますが床や巾木に「白」をもってくることで補色色相配色にあたる2色を引き離していること。
これを「セパレーション」と呼ぶのですが、補色同士の色の間に白やグレー、黒といった色を挟み込むことで、よりすっきり感を出すことができる色のテクニックなので、海外インテリアのような大胆な配色にチャレンジしてみたい方はぜひ覚えておきましょう^^
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5.インテリアの配色③「インテリアの雰囲気に飽きやすい」「統一感は欲しいけどつまらないインテリアは嫌」な人向けの類似色相配色
「インテリアに統一感は欲しいけど、同じ色の濃淡だけではつまらない」「補色色相配色のような大胆さはいらないけど、インテリアに遊びは欲しい」と感じている方におすすめなのが『類似色相配色』。
これは、色相環の色の関係でみると「隣あう色」を使って作る配色テクニックで、似たような印象の色を使うことでインテリアのまとまりが崩れることなく、世界観に広がりを出すことができます。
上の写真は元の色相が「黄みのオレンジ」である木材に、色相環では隣にあたる「赤みのオレンジ」を壁にあわせて取り入れていますね^^
またこちらのインテリアも、チェアと壁・チェストの色の関係が色相環で「赤」と「赤みのオレンジ」という隣り合う色を使った類似色相配色になっています。
赤のチェアが「赤みのオレンジ」を暗くしたブラウンや逆に明るくした赤みのベージュだったとしたら、統一感はありますが今より大人しい印象になっていたかと思いますが、隣の色相の「赤」の椅子をあわせていることで空間に遊びができてより素敵なインテリアになっていますよね^^
統一感のあるインテリアを演出してくれる同一色相配色は簡単にチャレンジできますが、類似色相配色はそれよりも少し世界観を広げたいと思う方にはおすすめです。
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6.インテリアの配色についてのQ&A
ここではインテリアの配色について、皆さまからよくいただくご質問ををご紹介していきます。
Q.インテリアの家具や壁の色はカラフルな方が好きなのですが、配色の色数は減らした方がいいのでしょうか。
色数が多いと確かにインテリアがまとまりなく見えてしまうことがあるため、インテリアは白や黒のほかメインカラーを2〜3色程度にした方がコーディネートはしやすいです。ただ、好きな気持ちを抑える必要もありません^^ 取り入れる色のトーンを揃えるだけでもインテリアはまとまりやすくなるでしょう。
Q.インテリア雑貨やディスプレイしている趣味の小物が多すぎて、それらの色自体もたくさんあるのですが、どのようにまとめるといいですか?
雑貨類など小さなものがあるとそれこそたくさんある時こそ、背景の壁に色をつけることをおすすめします!
壁に色をつけると主張してしまうのではと感じられる方もいらっしゃいますが、壁の前にあるものや空間の雰囲気をその色がまとめてくれる重要な役割をはたしてくれます^^ 一面に塗装するだけでその空間のフォーカルポイントにもなってくれるので、ぜひ取り入れてみてください。
Q.配色テクニックの方向性は決まったのですが、色自体はどのように選ぶといいですか?
色を選ぶときは、インテリアの中の主役を何にするのかによって変わってきます。
基本的には、壁と同じように面積が大きい床の色に合わせて壁の色を選ぶとまとまりやすいですが、お気に入りのソファやチェストを主役にしてもよいですし、ディスプレイをする予定のアートを主役にするのでもOK!
その主役の色を基軸にして、あわせる色を選びましょう。
関連記事
①雑然としがちなキッチンをお洒落で過ごしやすく目的にあわせて色を変えよう!キッチンリノベーション
②自然を身近に感じる癒しの色『緑』の施工事例とおしゃれな取り入れ方を一挙公開!
7.オリジナルの配色を作ってみよう!in FARROW&BALL 銀座サロン
Farrow&Ball 銀座サロンでは、毎週水曜日に「Wednesday Colour Workshop お気に入りのカラースキームを作ろう!」というオリジナルの配色を考えるワークショップをはじめ、ラグジュアリーな空間をつくる壁の色と上質なラグ選びができるワークショップや「白」に注目したインテリアカラーについて学べるセミナーを開催しています(どのワークショップも予約制となっております)。
皆さん自身が感じる好きな色や心地よい色、飾ってみたい色などをカラースキームで表現してみませんか?
「自分は実はこんな色が気になっていたのか!」という新しい発見も多くあり、とてもご好評をいただいているワークショップが揃っていますので、お気軽にご参加ください^^
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8.インテリアをおしゃれに整える配色テクニック まとめ
今回ご紹介した配色テクニックはほんのごく一部になりますが、色を勉強したことのない方でも簡単に取り入れやすいインテリア配色となりますが、何よりもまず大切なことは色の地図でもある『色相環』でしたね!
色相環さえあれば、配色を考えることは容易くなるので、覚えられなくても写メで保存するなどしておきましょう^^
また、配色テクニックを考えるときは目的や好みにあわせて選ぶのも良かったですね。
同一色相配色:「雑に見せたくない」「色で冒険はできないけどおしゃれにみせたい」人向け
補色色相配色:「せっかくならインパクトが欲しい」「海外インテリアが好き」な人向け
類似色相配色:「インテリアの雰囲気に飽きやすい」「統一感は欲しいけどつまらないインテリアは嫌」な人向け
これ以外にもたくさんのインテリアの配色テクニックに精通しているカラーワークスのスタッフがお客様のライフスタイルや趣向にあわせて丁寧なアドバイスをさせていただくカラーコンサルタンシーサービス」でご相談いただくこともできますし、配色テクニックを学びたい方は、一般社団法人 日本カラーマイスター協会のライフカラースタイリスト®︎取得コースを受講されるのもおすすめです。
ぜひご自分のものにして暮らしを楽しんでくださいね^^
色の専門家がご対応させていただくカラーコンサルタンシーサービスのご予約はこちら
ライフスタイルからビジネスまで、使える配色テクニックが学べるコースはこちら
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[ザ・コンランショップ プロジェクト] 第二弾!熱心な方が多数参加されたペイントレッスン
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前回に引き続き、今回も[ザ・コンランショップ プロジェクト]に動きがあったのでご紹介を♪
GWに入ったばかりの4/28に、ザ・コンランショップ新宿店の3Fの壁を使ってペイントレッスンを行いました!
参加者は限定10名様ということで行ったのですが、皆さんインテリア好き・コンランショップ好きの方ばかりで大変盛り上がり、私たちスタッフもとっても楽しませていただきました^^
今回は全部で3チームに分かれそれぞれ1色ずつ店内の壁を担当したのですが、その色もまた魅力的!
まず1色目は、Farrow&Ballの新コレクション「カルトブランシュ」の中からNo.CB11 Blue Maize。
見てください、この美しいブルー!最高に綺麗ですし、ザ・コンランショップのカラーともぴったりですね^^
また、2色目は世界中の料理で使われる万能スパイス「カルダモン」をイメージした No.CB5 Cardamom、3色目も同じく「カルトブランシュ」から No.CB6 Raw Tomatilloというフレッシュなグリーンを使いました。
FARROW&BALL (左)No.CB11 Blue Maize (中)No.CB5 Cardamom (右)No.CB6 Raw Tomatillo
今回の「カルトブランシュ」はFarrow&Ballのレギュラーの色に比べてやや鮮やかな色味が多いのですが、そこはさすがFarrow&Ballです。インテリア空間に取り入れても全く浮くことがなく素晴らしい色ばかり^^
鮮やかな色はややもすると人工的に見えてしまうこともあるのですが、どの色も鮮やかながら落ち着きがありますし、Farrow&Ball独特のチョーキーで繊細な仕上がりは、壁の表面で光を柔らかく反射し上品さがプラスされています。
この色合いは、ザ・コンランショップ新宿店のほかFarrow&Ball 銀座サロンでご確認いただくことができます。銀座サロンへお越しの際はご予約が必要となりますので、以下のバナーからお申し込みください。
ご予約はこちらからどうぞ
さて、これらの3色を使ってペイントレッスンをしていったのですが、まずは塗料を塗る前に養生についてレクチャーを。
養生は、脚立に乗ったり膝をついて作業をしたりと意外と大変なのですが、塗装をするときは「養生7割・塗装3割」と言われるくらい、実は養生がとっても大事なポイント。
プロならではのコツをお伝えしながら、それぞれの場所で養生にチャレンジしていただきました。
それが終わるといよいよ塗装タイム!!(もちろんここが一番のハイライト♪)
今回参加された皆さんは、実際にご自宅や別荘のインテリアをDIY塗装してみたいと考えられている方が多かったです。
例えば、Farrow&Ball No.288 Vardoをご自宅に施工されるご予定のお客様は、職人さんだけでなく自分自身の手で塗装できたらいいなと思って参加していただいたりも^^
皆さん実際に塗装を始めると「楽しい!楽しい!」とずーーーーーっと仰りながらどんどん塗っていく方ばかり笑
Farrow&Ballの塗料を実際に使い、「思ったよりも簡単で、ニオイもなくて塗りやすい!」と実感していただいたり、「色を塗るとこんなに家具が引き立つのね〜!」「もう色のない壁は考えられない…」など、色のある空間がもつ特別な雰囲気もしっかり感じていらっしゃいました。
また、色選びの注意ポイントについてお話ししたり、実際に施工する際の下地についてもご相談を受けたりと、皆さんリアルでペイントレッスンをしてみて初めて気付く疑問もたくさんあったそうです。
今後もザ・コンランショップ プロジェクトのペイントレッスンを予定しているので、ご希望の方はぜひ参加していただければと思います!
さて、そうしてできあがった3Fのスペースがこちらになります。
Before
After: FARROW&BALL No.CB11 Blue Maize
Before
After: FARROW&BALL No.CB5 Cardamom
Before
After: FARROW&BALL No.CB6 Raw Tomatillo
こうして比較してみると、たくさんの洗練された家具や照明の様子が、Farrow&Ballを塗装したあとの方がより引き立っているのがわかりますよね♪
ザ・コンランショップ新宿店の壁にはそれぞれ塗った塗料の色番号も貼っているので、この組み合わせがいい!と思ったらぜひチェックを!
最後に、今回塗装にチャレンジされた皆さんをご紹介します。
色や塗装、お好きなインテリアのお話しなどをたっぷりさせていただき、私たちスタッフもとても楽しい時間を過ごすことができました。お疲れ様でした^^
ザ・コンランショップ新宿店では、家具の購入だけでなくFarrow&Ballのカラーチャートやサンプル缶が手に入ったり、またこれからは塗装の施工工事のご相談もできるように^^
お好きな家具やラグ、照明と一緒に壁や建具の色のコーディネートも一緒にできるのは、とても心強いことですよね。ぜひスタッフさんにご相談してみてください♪ また今後もコラボイベントをたくさん行っていく予定ですので、そちらもお楽しみに!
なお、東京でFarrow&Ballの色や質感を実際に確かめていただける場所として、ザ・コンランショップ新宿店のほかFarrow&Ball 銀座サロンがございますが、5月26日(日)より月2回、日曜日もオープンすることになりました!
ご来店の際はご予約が必要になりますが、専門のスタッフが常駐しておりますのでお気軽にご来店ください。
FARROW&BALL 銀座サロン
住 所:〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-15 銀座清月堂ビル地下1F(※エレベータのご用意がないのでご注意ください)
営業時間:平日、日曜(第2・第4 )11:00~18:00 / 土曜(第2・第4 )11:00~17:00
定休日:第1・第3・第5 土日、祝日
ご予約はこちらからどうぞ
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[ザ・コンランショップ プロジェクト] が始動!新宿店の店内がFarrow&Ball色に染まる♪
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今回は嬉しいニュースをご紹介します^^
ザ・コンランショップ新宿店(新宿パークタワー 3~4F)内がFarrow&Ballの色で彩られたとともに、Farrow&Ballのサンプル缶を購入できたりカラーチャートを入手していただくことができるようになりました!
今回のお話しのきっかけとなったのは、私たちカラーワークスとはもう10数年来のお付き合いがあるインテリアスタイリストの石井佳苗さん。
Farrow&Ballの生粋のファンでもあり、カラーワークスのこともずっと好きでいてくださっていて(ありがとうございます!)、ご自宅でのDIY塗装もお手のもの^^
そんな石井さんからお話をいただきザ・コンランショップ新宿店さんの店舗内をFarrow&Ballで塗装したり壁紙を貼ったり、またFarrow&Ballのブースも設置することになったのです!
なお、元々英国のザ・コンランショップはFarrow&Ballで塗装されていたそうですが、いつの日から英国本国の指定で店内が真っ白になっていたそうです。
海外の住宅では色のついている壁が当たり前だですが、逆に日本の住まいは「白」だとありきたりで少しつまらないと感じられていたそうで、Farrow&Ballで塗装したいという想いになったとのこと。
そこで、四月上旬にカラーワークスの副社長でもありカラーデザイナーの秋山千恵美とスタッフの新井、灰野がお伺いし、ザ・コンランショップのスタッフの方と石井佳苗さんとで話し合い、ディスプレイされている数々の家具や雑貨、照明との相性を考えながらFarrow&Ballで塗装をする色を決めていきました!
こちらが今回のプロジェクトの全容です^^
3Fと4Fあわせて11面の壁に複数色塗装されています(黄色のみ既存色として表現)。
かなり大きな面もありましたが、この壁面を先日ザ・コンランショップのスタッフの皆さんと私たちとでDIY塗装してきました!
実際に塗ったスタッフの皆さんからは、こんなコメントをいただきました^^
塗装中について
「塗るの楽しい!臭いもなくて塗りやすいですね」
「色が変わって、気持ちが全然違いますね!」
塗り終わって翌日のコメントがこちら。
「日が落ちた店内と、お天気のよい昼間に見る色合いは、また昨日とは違い、生き生きとした店内になりました。ご協力改めまして感謝いたします。」
塗っている最中も楽しく、塗り終わった後の色の変化も楽しめるのはとても素敵なことですよね。
なお、こうして塗装した4Fフロアの一角には、冒頭でご紹介したFarrow&Ballのブースも!
ザ・コンランショップ新宿店4F / FARROW&BALLブース
サンプル缶やカラーチャートはこちらでお求めになることができますし、今後はワークショップやリノベーション、塗装のご要望にもお答えしていけるように準備中ですのでお楽しみに^^
さて、ここからはスタッフの皆さんと塗装した店舗内のビフォーアフターをご覧いただきましょう。
塗装する前と後では、家具や照明、雑貨などの引き立ち具合が全く違いますので、ご自宅の参考にされてみては♪
まずは3Fフロアからどうぞ。
ザ・コンランショップ新宿店3F / Before①
ザ・コンランショップ新宿店3F / After①
ザ・コンランショップ新宿店3F / Before②
ザ・コンランショップ新宿店3F / After②
ザ・コンランショップ新宿店3F / Before③
ザ・コンランショップ新宿店3F / After③
ザ・コンランショップ新宿店3F / Before④
ザ・コンランショップ新宿店3F / After④
上のAfter④の空間には、先日発表されたばかりのFarrow&Ballの最新コレクションから、塗装はインテリジェンスな雰囲気をもたらしてくれるNo.CB10 Liquoriceを、そして壁紙は遊び心のあるCheck BP6004が貼られています。
大胆な柄ですが配色がシックなので、こうしたオフィスをイメージしたスペースにもぴったりですので、Farrow&Ball独特の壁紙の質感などふくめ、こちらもぜひご覧くださいね^^
関連記事
①お洒落な海外インテリアを目指すなら意匠・品質共に最高級の輸入壁紙Farrow&Ballがおすすめ![前半]
②魅力的な壁紙の柄を7つのスタイル別にご紹介! 憧れの海外インテリアを叶えるお洒落な輸入壁紙[後半]
続いて、4Fフロアをどうぞ!
ザ・コンランショップ新宿店4F / Before⑤
ザ・コンランショップ新宿店4F / After⑤
ザ・コンランショップ新宿店4F / Before⑥
ザ・コンランショップ新宿店4F / After⑥
ザ・コンランショップ新宿店4F / Before⑦
ザ・コンランショップ新宿店4F / After⑦
ザ・コンランショップ新宿店4F / Before⑧
ザ・コンランショップ新宿店4F / After⑧
ザ・コンランショップ新宿店4F / Before⑨
ザ・コンランショップ新宿店4F / After⑨
ザ・コンランショップ新宿店4F / After⑩
3Fも4Fも洗練されたニュートラルカラーだけでなく、一見派手に思える赤系統やピンク系統の色が塗装されている場所があります。
これが実際に見ていただけるとより感じていただけると思うのですが、非常に深みのある上品なトーンなのです!
日本の住宅の壁に塗ってもほどよく馴染み、インテリアをより魅力的にみせてくれる色合いですので、ぜひザ・コンランショップ新宿店にいらして生でご覧ください♪
最後は、たくさんの壁面を塗り切ったスタッフの皆さんと一緒に記念写真を。
皆さん本当にお疲れ様でした!
今後のザ・コンランショップ新宿店での取り組みも、ぜひご期待ください^^
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魅力的な壁紙の柄を7つのスタイル別にご紹介! 憧れの海外インテリアを叶えるお洒落な輸入壁紙[後半]
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前回に引き続き、とりわけ洗練されたパターンデザインを生み出し続けているFarrow&Ballのバラエティ豊富な輸入壁紙をご紹介していきます!
憧れの海外インテリアのような空間作りがしやすいよう、今回は数あるFarrow&Ballの壁紙の柄を7つのスタイル別に分けました。
皆さんのお好きなインテリアにあう壁紙を探してみましょう^^
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1.スタイル別!輸入壁紙 Farrow&Ballが生み出すお洒落で洗練された壁紙の世界
①リッチ感のあるスタイルに!インテリアにこの上ない品をもたらす不動の『ダマスク柄』
②住宅からオフィスまで、空間をスマートに魅せる人気の『ストライプ柄』
③ナチュラルなインテリアスタイルと相性抜群!草花をモチーフとした『ボタニカル柄』
④英国のFarrow&Ballが、日本からインスピレーションを得た粋な『和柄』
⑤モダンで洗練されたインテリアスタイルの個性をさらに深めてくれる『ジオメトリック柄』
⑥穏やかで遊び心のあるインテリアに。まるで風景を眺めているような『シーニック柄』
⑦懐かしさや温もりを感じる最新コレクション『Carte Blanche(カルトブランシュ)』
2.塗料 × 壁紙でお洒落さが倍増!双方のマッチングで空間全体をトータルコーディネート
3.輸入壁紙 のサンプルお取り寄せとQ&A
4.輸入壁紙 や塗装を使ったカラーコーディネートやリノベーション工事のご相談は、Farrow&Ball 銀座サロンへ
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1.スタイル別!輸入壁紙 Farrow&Ballが生み出すお洒落で洗練された壁紙の世界
Farrow&Ballの壁紙は、花や植物をモチーフとした柄からリッチ感のあるダマスク柄など、色柄のパターン全てあわせると全部で1000種類以上のカラーバリエーションがあります。
そのどれもが素晴らしいストーリーをもつ柄で、Farrow&Ballの本社がある英国ドーセットの植物や風景、街の色、また古い文献からインスピレーションを得たものなど、どれもお洒落で洗練されたデザインばかりです。
①リッチ感のあるスタイルに!インテリアにこの上ない品をもたらす不動の『ダマスク柄』
まず最初にご紹介するのは、Farrow&Ballを代表する壁紙の柄のデザインでもあり、優雅な海外インテリアに憧れを抱いている方たちの中でも非常に人気の高いダマスク柄。
ダマスクは植物や幾何学文様がモチーフになっている装飾性の高い柄ですが、Farrow&Ballの壁紙にも6種類のバリエーションが揃っており、リッチ感なムードをもたらしてくれるインテリアがお好みの方にはぴったりの柄です。
なかでも昔からユーザー人気の高いダマスク柄が、”Silvergate”。
柄自体が豪奢で美しい雰囲気を持つので、例えば赤系統の配色パターンならまるで美術館のような荘厳なインテリアになりますし、上の写真のようなモノトーン系の配色ならリッチ感を保ちつつスマートな印象をもたらしてくれるでしょう。
また、輸入壁紙でダマスク柄というと割と一つの柄の大きさが割と大きなものが多いのですが、Farrow&Ballでは、下の写真のような小さめの紋様を施しているものもあります。
これは、Renaissanceというシリーズのものですが鳥やひまわりのモチーフが可愛らしく、優しい印象もあるのでナチュラルなスタイルや北欧スタイルが好きな方でも簡単に取り入れやすいダマスク柄。
他にも、エキゾチックな雰囲気を持つOrangerieやアールヌーボーにインスピレーションを得た蓮の葉モチーフのLotus、フランスのダマスクが元になっている豪華なSt Antoineなど、人気の柄が揃っています^^
輸入壁紙Farrow&Ballの壁紙やそれぞれの柄のストーリーを知りたい方はこちら
②住宅からオフィススペースまで、空間をスマートに魅せる人気の『ストライプ柄』
ストライプといえば、ファッションでもよく見かけるように慣れ親しんだ柄の1つ。
直線のすっきりとした印象が空間に心地よい秩序をもたらしてくれるので、配色によっては住宅だけではなくオフィススペースで使う場合にも、非常に相性が良い柄です。
ただ、一口にストライプと言ってもその太さや間隔、配色によって大きく印象が変わり、例えば細めのストライプは上品で繊細なイメージ、太めは大胆でインパクトのある空間を演出するのに向いています。
また、ストライプの壁紙は貼り方次第で印象やその効果を大きく変えられる便利な柄でもあります。
通常通りの縦のラインで使うと上下のラインが強調されて天井を高く見せてくれたり、
同じ壁紙でも上の写真のように横に貼るとボーダー柄になり、空間に広がりと奥行感をもたらしてくれます。
ちなみに、海外インテリアの事例ではFarrow&Ballのストライプ柄を斜め方向に貼り、ひと際オリジナリティと遊び心が溢れる空間に仕上げていた方もいてとても魅力的でした^^
なお、海外インテリアでよく見かけるストライプ柄には、上の写真のように細めの幅のタイプも。
この壁紙のパターン名は”Closet Stripe”と言うのですが、まさにクローゼットの中の壁面でもよく使われています。
お気に入りのストライプ柄が貼ってある素敵なクローゼットなら、毎日の洋服選びもより楽しく特別な時間となりそうですね♪
輸入壁紙Farrow&Ballの壁紙やそれぞれの柄のストーリーを知りたい方はこちら
③ナチュラルなインテリアスタイルと相性抜群!草花をモチーフとした『ボタニカル柄』
ここ数年のインテリアトレンドでしばしば目にする植物由来の素材やデザイン。
Farrow&Ballの壁紙でも花や植物をモチーフとしたボタニカル柄はたくさん発表されており、いつの時代も心地よいインテリアを好む方を中心に愛され続けているデザインが多くあります。
上の写真のように大きな花柄や植物柄は穏やかな配色でもインテリアにエレガンスと華やぎ、躍動感をもたらしてくれますし、非常に目につきやすいのでフォーカルポイントとして壁一面だけ貼って際立たせるのもいいですね!
なお、リピートの小さい細かな柄でしたら、優しい落ち着いた空間を演出できます。
例えば上の写真の柄は、英国の沿岸部に自生する繊細な野草の “Samphire”。
非常に細かい柄ですが、上の写真の配色パターンを見ると柄に赤銅色のようなメタリックペイントを使用しているため、素朴さを残しつつもスタイリッシュな雰囲気になっているのが印象的です^^
植物や花がモチーフの柄というと、穏やかすぎてお洒落な海外インテリアを好む方には印象が弱めに感じられることもあるのですが、Farrwo&Ballのボタニカル柄の種類は本当にバラエティに富んでいます!
例えば、下の写真の“Bamboo”コレクションは、アジアで縁起が良いとされている竹からインスピレーションを得て発表された壁紙です。
黒とメタリックゴールドの配色が、インテリアにハイクラスな印象を与えていますよね。
また、Bambooは上下に伸びる竹の印象が強く、ストライプ柄の代わりとしても使えるので、高さを強調したいインテリアなどでも活躍してくれるでしょう。
輸入壁紙Farrow&Ballの壁紙やそれぞれの柄のストーリーを知りたい方はこちら
④英国のFarrow&Ballが、日本からインスピレーションを得た粋な『和柄』
さて、浮世絵や有田焼をはじめとした日本文化の禅、和、侘び寂びといった風合いを感じるインテリアデザインは、いまだ海外でも根強い人気があります。
そして、意外と思われるかもしれませんが、英国の輸入壁紙 Farrow&Ballの柄のなかにも、日本の美しい紋様にインスピレーションを受けたものがいくつかあり、海外のお客様をはじめとした多くのユーザーに愛されています。
上の写真の”Aranami”は、日本の切り絵の影響を受けて作られた柄です。流れる波をダイナミックに表現しつつも落ち着きがあり、潮の満ち引きを模倣しています。
シックな配色のものは住まいのどこにでも使えますし、上の写真の配色のように鮮やかな色使いのものは子ども部屋にも人気があります^^
こちらの上の写真は群で飛び立つ鳥がモチーフとなっているエレガントでシンプルな”Yukutori”。
日本のペン画と水墨画からインスピレーション元となっている柄ですが、海辺の鳥の群れを見ていると思わず時間を忘れてしまうように、安らぎや充足感を感じさせてくれるデザインとなっています^^
こちらの上の写真は、その名もずばり”Shouchikubai”!
柄におめでたい和の『松竹梅』がモチーフとしてあしらわれており、大小の六角形を組み合わせたリズミカルなデザインでモダンな仕上がりになっています。まさにアートを日常に感じられる壁紙です♪
ところで、輸入壁紙 Farrow&Ballは洋室だけではなくモダンな和室とも相性が良いのをご存知ですか?
Farrow&Ballの壁紙は紙製であるうえ、最高級の顔料を多く含んだ自社の水性塗料を使っているため、インテリアにも自然に溶け込む色合いが多く揃っているのが特徴です。
特に穏やかなニュートラルカラーを多く使っている柄は畳との相性も良いですし、襖紙として使用することで稀有な存在感を和室にもたらしてくれるでしょう。
関連記事
①お洒落な海外インテリアを目指すなら意匠・品質共に最高級の輸入壁紙Farrow&Ballがおすすめ![前半]
②使いやすい? 難しい?! おしゃれな輸入壁紙を大解剖!Farrow&Ballの壁紙の取り入れ方
⑤モダンで洗練されたインテリアスタイルの個性をさらに深めてくれる『ジオメトリック柄』
ジオメトリック柄はデザインによって、シャープなイメージから優しげなイメージまで種類も豊富ですので、シャープなモダンスタイルから優雅なアールデコスタイルまで、さまざまなインテリアスタイルに合わせやすいのが特徴です。(④でご紹介した和柄もこちらに含まれます)
どれを選んで良いのかわからなくなってしまいそうになりますが、住宅のなかでもとりわけ広いインテリアスペースであるリビングや寝室に向いているのは、やはり大柄のジオメトリック柄。
例えば上の写真の”Tourbillon“は、有機的な曲線でダイナミックながらもエレガントなアールデコ調の魅力を演出できる柄ですし、
個性的なジオメトリック柄を冒険してみたいけどちょっと不安という方でも、穏やかな配色であればどんなお部屋にも馴染みやすいのでご安心を。
またジオメトリックでも小さめの柄に関しては、その規則性がとても美しく映えるので、インテリアにこの上ない品をもたらしてくれるのも良い特徴のひとつでしょう^^
個性的なデザインの多いジオメトリック柄ですが、現代的な住まいにもとても合うのでモダンな雰囲気がお好みの方はぜひお気に入りを探してみてください。
輸入壁紙Farrow&Ballの壁紙やそれぞれの柄のストーリーを知りたい方はこちら
⑥穏やかで遊び心のあるインテリアに。まるで風景を眺めているような『シーニック柄』
シーニック柄といえば風景を模した壁紙の柄のことを言い、輸入壁紙のなかには風景を写実的に表しているものなど色々ありますが、Farrow&Ballのシーニック柄”Gable”は、遊び心満載の田園風景が描かれているのがポイント!
昔からある村や農場の風景の中には馬や牛などの動物たちもいて、「ここの村はどんな暮らしをしているのかな?」と想像力を掻き立てられてしまう楽しい柄なので、大人の空間だけでなく子ども部屋などにももってこいの壁紙となっています^^
⑦懐かしさや温もりを感じるカラフルな最新コレクション『Carte Blanche(カルトブランシュ)』
最後にご紹介するのは輸入壁紙 Farrow&Ballの最新コレクション『Carte Blanche』から、インテリアを楽しげに彩ってくれる”Stripe” “Check” “Dot”の3種類の柄をご紹介します。
Carte Blancheは、Farrow&Ballが多くの著名人のファッションデザインを手掛ける若手有名デザイナー『クリストファー・ジョン・ロジャーズ』とFarrow&Ballがコラボレーションしました。
彼の幼少期の食べ物や家族の想い出からインスピレーションを得たカラフルな新色12色と3種の壁紙のコレクションとなっています。
上の写真は、Carte Blancheの”Stripe”。輸入壁紙 Farrow&Ballの柄の中でも人気の高いクラシカルなストライプ柄に新しい解釈をもたらしたデザインです。
こちらは大胆なバウハウス風のチェック柄 “Check”。
有名なテキスタイル アーティストであるアンニ アルバースの革新的な作品に敬意を表して作られたパターンで、現代的でありながらどこか懐かしさを感じる柄ですね!
最後の”Dot”は、今回のコレクションをコラボレーションしたクリストファー・ジョン・ロジャースの象徴的なデザインの 1 つ。
遊び心のある柄のデザインで、空間にアクティブな動きと喜びをもたらしてくれますね!
水玉・ストライプ・チェックといった見慣れたモチーフでありつつも、それを再構成したような、これまでのコレクションとも一味違う印象で、新しさをも感じる最新コレクションとなっています^^
輸入壁紙 Farrow&Ballの新色・新柄コレクションCarte Blancheはこちらからどうぞ
2.塗料×壁紙でお洒落さが倍増!双方のマッチングで空間全体をトータルコーディネート
前回のブログでご紹介したとおり、Farrow&Ballの壁紙は自社の水性塗料を使って作られているため、壁紙に使われている色と同じ色の塗料を組み合わせて、インテリアををトータルコーディネートすることが可能なんです^^
トータルコーディネートができるということは、「壁紙 × 壁面」「壁紙 × 巾木」「壁紙 × 扉」など、より完成度の高いお洒落な空間作りを楽しめるということ^^
Farrow&Ballを存分に使って、自分らしい輸入壁紙と塗料の組み合わせをぜひ見つけてみてください♪
3.輸入壁紙のサンプルお取り寄せとQ&A
さて、前半でも触れましたが輸入壁紙 Farrow&Ballは、実物をお手元で確認していただくためのA4サイズのサンプルを用意しています。
壁紙を貼ってみたいスペースに、セロテープ等で貼り付けてみて、時間帯によって違った光の元で、どんな風に見えるのか、希望しているインテリアイメージに合っているのか、ぜひ確認してみてください♪
なお、Farrow&Ballの壁紙サンプルは5枚まで無料で提供しております。
表面は実際の柄が、裏面にはその壁紙コレクションの名前や番号、幅やリピートの長さなどの情報が書かれています。
輸入壁紙 Farrow&BallのQ&A
Q.壁紙の規格(長さ、幅、リピート)はどのように知ることができますか?
輸入壁紙 Farrow&Ballの壁紙の規格は、幅 約53cm × 長さ10mです。
また、柄が入っている壁紙は一定の間隔で同じ柄が繰り返されており、このリピートと呼びます。
柄の大きさよってリピートのサイズも変わってくるため、同じ壁面だとしても柄によって必要な本数が変わってきます。