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  • 色から暖が取れる!?壁の色を変える驚きの効果

  • 色から暖が取れる!?壁の色を変える驚きの効果

  • 『暖色・寒色』という言葉を聞いたことはありますか?

    雑誌やテレビなどでも使われることの多いこの言葉、意外と耳にされている方も多いかもしれませんね。

     

    この2つの色は、暖かい色、寒い色、と表現されているように、温度感を表している色なんです。

     

    単純な色で、わかりやすく下に表現してみると、一般的に、赤からは、暖かさ、暑さ、熱さ、などを、青からは、寒さ、涼やかさ、冷たさを連想しますよね。

     

     

    7406N_RealRed_B41_Int.Only7096A_DeepMarine_B10


     

     

    実は、私たち人間は、色から温度感のイメージを連想するだけでなく、実際に温度を体感する能力もあるんですよ☆

     

    赤系の暖色と青系の寒色では、なんと体感温度が3度も違って感じられるそうです。

     

    これを暮らしの中にうまく取り入れていくと、暑苦しい夏でも、冷え冷えとした冬でも、エアコンを過剰に使わなくても、快適に過ごせ、低燃費な暮らしをおくることができるかもしれませんね♪

     

    そんなことを言っても、「壁に上のような『赤』『青』を塗るのはちょっと・・・」という皆さん、暖色・寒色は、各1色ではないんですよ☆

     

    色の系統でいうと、赤・オレンジ・黄色系→暖色系、青緑・青・青紫系→寒色系、と分けられます。

     

     

    12-colors-暖寒色

     

     

    その色の中で更に、明るさや鮮やかさなどを加味して色を選んでいけば、選べる色はたくさん出てくるので、安心してくださいね^^

     

    ちなみに、緑や紫系統、ベージュなどの色は、温度感に左右されにくい色と言われています。

    なので、お風呂場などで使われることが多いんですよ^^

     

    カラーワークスのお客様のなかでも、このあたりの色を上手にとりれていらっしゃる方が多いので、今回は、カラーワークスWEBの『CASE 施工例』のギャラリーページから、いくつか施工事例をご紹介します♪

     

    まずは、今日とても暑いので、取り急ぎ目を涼めるために、寒色系から(笑)

     

     

    -Cool colors-

    7104M_CarribeanWaters_B117140W_NileMist_A157613M_SeaSpray_D148483M_AntiochBlue_H5_Int.Only8056N_LostAtlantis_F10


     

     

    青系統周りの色は、日本人にはとても人気の高い色です。

    それは、インテリアに限らず、ファッションなどでもそうですね。

    鮮やかな水色系から、シックで深い海の底のような色まで、カラーワークスの色でもよく使われることが多いです。

     

    下のN様邸は、ハワイをテーマに作られたおうちで、落ち着いたブルーをリビングの前面に。

     

    採光も多いので、夏は暑くなることもあるでしょうが、ここならゆったりと涼やかに過ごせそうですよね^^

    ファブリックとの相性も最高ですね☆

     

     

    20130817-_T3A9367

    Hip 7105D Matisse Blue

     

     

    またこちらのY様邸では、強めのブルーをシャビーシックなインテリアのアクセントにされています。

     

    コンクリートやブリックタイル、木材などのナチュラルな素材は、どちらかというと暖かさを感じるので、クールさを感じるセンスのよいブルーは、インテリアでとても象徴的になっていますよね♪

     

     

    米澤様_HIPエッグシェルAC085N⑥

    Hip AC085N Tropical Surf

     

     

    続いては、冬にこそ使っていただきたい暖色系の例を。

     

    -Warm colors-

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    暖色からイメージされるのは、薪ストーブや焚火の炎の色。

     

     

    fireplace-by-krazy79

     

     

    この中に、全ての暖色系の色が揃っているといっても過言ではありません。

     

    また赤系は、興奮色として刺激のある色でもありますが、反対に、興奮したり、怒りを感じているときに見ると、色が発散してくれて、落ち着きを取り戻す効果もあるんです。

     

    炎を見つめていると、その揺らぎや色に目を奪われて、ず~っと見ていたくなるのは、そのせいかもしれませんね。

     

    下のゴーゴーあっこたん様邸では、少し落着きのある存在感のある赤をペイントされています。

    これだけ大きな面に取り入れても、落着きのある赤なら、煩くなく、逆に他のインテリア雑貨を引き立ててくれる効果も。

     

     

    ハグ

    Hip 7876N Briar Berry

     

     

    また、U様邸の子ども部屋のピンクも素敵ですね。

    身体もそうですが、心もほんわり優しく温まる色で、小さなお子さんの部屋にはぴったりです♡

     

     

    子供部屋_HIPエッグシェル#8360N

    Hip 8360N Bubble Bath

     

     

    こちらのお宅では、キッチンに深い赤が使われています。

    暖色系は、イコール食欲をそそる色でもあるんですよ♪

     

    こうしてキッチンやダイニングに使われると、キッチンに立つ人にやる気を注ぎ、更に食べる人の意欲も盛り上げてくれる抜群の色群ですね^^

     

     

    #42

    FARROW&BALL No.42 Picture Gallery Red

     

     

    なお、ちょっとクールな印象に持っていきたい場合は、暖色系の中でも、より青みのある色を選んでみてください。

    例えば下のキッチンのように、赤でもより青みの強い(=紫側にある)色を選ぶと、ちょっとクールな印象となり、よりスッキリ感が得られますよ☆

     

     

    キッチン_HIPエッグシェル#7936N

    Hip 7936N Bright Bordeaux

     

     

    これは、ほかの色でも言えます。

    下の色相環をもう一度見てみましょう。

     

     

    12-colors

     

     

    同じ色系統を選んだとしても、より青に近いほうがクールな印象に、より黄色に近いほうがウォームな印象になります。

     

    落ち着きのある緑を2色選んでみました。

     


    7663M_AspenMeadows_D197633M_WaterCress_D16

     

     

    左は黄みよりで、日向にある葉のような暖かい緑、

    右は青みよりで、日陰にあるような涼し気な緑。


     

    紫の2色も同じですね。

     

     

    7925A_RoseVelvet_D457954D_PerfectPlum_D48


     

     

    また、温度感なんて関係なさそうな、グレー系の色でも違いはあるんですよ^^

     

    石やコンクリートのようなウォームなグレーと、金属の色のようなクールなグレー。

    どちらを取り入れるか、選ぶときにぜひ参考にしてみてください♪

     

     

    8673M_TavernTaupe_H248803M_OldeFashion_H37


     

     

    なお、お部屋にペイントを塗る場合、窓の方向にも気をとめて選ぶといいでしょう♪

     

    南向きなのか、北向きなのか、西、東、、太陽の光は、一日を通して結構変わるんです。

    色は、光によって見え方が左右されるので、「う~ん;」と迷ってしまった場合は、ぜひカラーコンサルタンシーをご利用ください。

     

    窓の向きだけでなく、照明の光や床の色とも考慮して、スタッフがじっくりと色のサポートをさせて頂きますね。

     

    いつもより暖房費を抑えたいな~と思ったら、

    壁の色を暖色系に塗ってみる手はアリですよ♪

     

    クリスマスにもぴったりあうと思うので、自分らしい暖色系の色を見つけて楽しんでくださいね♡

     

     

     

    色を使えるようになりたい方にお勧め!

     

    インテリアの色を相談したい方はこちら