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こんにちは、Kです^^

先日、カラーワークスで社員研修に行ってきました！

研修先として伺ったのは、すっかり雪深い新潟県南魚沼市の八海醸造さん。

日本が誇るお酒“八海山”を作られています。

12月8日のカンブリア宮殿（テレ東）では八海醸造の南雲二郎社長が出演されていたので、

ご覧になっていた方もいらっしゃるかもしれませんね♪

実は八海醸造さんとカラーワークスの歴史は古く、

以前より、社員食堂のカラープランニングを手掛けさせていただいたり、

数年前に伺ったときは、下の写真の２つの会議室を

暖色・寒色の2色で塗ったことも^^

（色の効果を抜群に感じるスペースですｗ）

この2色の会議室の他にも、

その部屋の用途に応じた色がたくさん使われているんです♡

コミュニケーションカラーのオレンジと

その補色であるブルーのカーペットと椅子が印象的なスペースに、

ホワイトと穏やかなブルーの神聖な空間も。

色もカラーチャートでしっかり確認です☆

ところで、こちらのブルーのお部屋には先日発表されたばかりで話題の

スパークリングの日本酒「あわ」ほか、素晴らしいお酒が☆

この「瓶内二次発酵 あわ 八海山」のラベルですが、

カラーワークスの姉妹会社であるパレットデザインの相澤千晶さんが手掛けています^^

今までも八海山の様々なプロジェクトの広告やパッケージデザインなどで

素晴らしいデザインを生み出してくれるのですが、

今回も凛とした品と透明感を感じる素敵なデザインに思わず見とれてしまいました♪

他の会議室なども素晴らしく、

中にはマグネットペイントやFarrow&Ballの壁紙を使ったスペースも。

社内にこれだけのカラーコントロールされたスペースがあると、

社員の方たちにとっても働きやすいでしょうね♪

本社だけでも見応えがありますが、ここからは魚沼の里を！

八海醸造さんの蔵がある魚沼の里ですが、

昔ながらの知恵をいかし、自然と寄り添ってきた

魚沼の暮らしや文化がわかる様々な施設があります。

そして、この大体の施設ではカラーワークスの

ペイントや壁紙を使っていただいています☆

ここからは、素敵な建物と使われた素材たちをご紹介していきますね！

まずは、社員食堂の建物。

建物の名前は、「みんなの社員食堂」といい、

「同じ釜の飯を食べる」ということを大切にしている八海醸造さんが

いろいろな部署の方たちが一同に集って交われるように作ったのだそうです。

※お昼時間は一般の方たちにも一部開放

なお、以前の社員食堂もそうでしたが、

八海醸造さんの社員食堂ではイエローがひとつのポイントになっています。

実際にここで働く食堂のおばちゃんたちとBOSSが、

働く環境について話し合ったときにでたリクエストだそうです。

楽しく働く、

ワクワクして席に着く、

笑顔で地元産のお食事を食べる、

安心感がある、

仕事をしていると、当たり前のことができないこともありますよね^^

そんなときに、目から口から心のビタミンをとれるような場所が社内にある。

そのような環境を整えた八海醸造さんも、

その考えを心でしっかりと理解しているスタッフさんたちも素晴らしいですよね♪

さて、場所は変わってこちらは八蔵資料館。

贈ることをテーマとしたつつみや八蔵さんのすぐ隣にあり、

世界の酒と食に関する書籍3,000冊ほどを揃えたミニ図書館なんです。

ここには、雪を連想させるFarrow&BallのBP506 Blockhampton Starと、

ヨーロッパの図書館や美術館のような赤でペイントされた空間があります。

また、別施設の菓子工房ブランドゥブランでも、

Farrow&Ballの壁紙やペイントやKAKERU PAINTなどで彩られています。

天井や壁のホワイトも、この空間にこだわった色が選ばれています。

この季節の外の雪とも、暖かい季節の緑とも、優し気な照明ともあうホワイトです。

そんな色を塗った三角屋根の傾斜が、

光のグラデーションをさらに高めて奥行きを感じさせたり、

単純に美しさを醸し出していたりと、

シンプルながら、いやシンプルだからこそ

身体の様々な感覚で感じ入ることのできる素敵なスペースだと思いました^^

日本酒や酒粕を加えたバームクーヘンが大人気の菓子処さとやさん。

こちらのバームクーヘンは、私たちみんな大好きです！

もう本当に、本気で日本で一番おいしいと思います♡

お客さまが賑わうさとやさんでは、Farrow&BallのNo.96 RADICCHIOが♪

クールで大人な赤は、空間を引き締める効果をしていました^^

さて、こちらの日本家屋は、そば屋長森さんです。

日本家屋のふすまには、Farrow&Ballの壁紙より、

植物の蔦が長く伸びるRingwoldが使われています。

英国の壁紙ですが、日本の伝統的な建物にもあうのは、

Farrow&Ballならではの、最高品質の顔料がふんだんに入った色を壁紙に使っているからでしょう♪

続いて訪れたのは、SATOYA BAKERY。

この場所で、焼き立てのパンを販売されています。

酒粕酵母を使った香り高い「酒種あんぱん」に、

塩麹バターを使い、表面にも塩麹を塗った「バターロール」などなど、

ここで採れたものを、ここで作って、ここで食べることができるという、

最高のベーカリーさんです♡

そして、何といってもここではまず、外観に注目していただきたい☆

使われているのは、Wood Natural -garden-が使われています♪

ベンチやウッドデッキ、ラティスなどで使われることも多いのですが、

このように1棟まるごと外壁に使っていただけるものなんです。

これから木材を使った外壁を考えてらっしゃる方は、ぜひ^^

そして、中も優し気な空間が広がります。

使われているのは、誰もが居心地の良さを感じる明るいグリーン、

そして、ベージュ、オレンジ、茶色がかったパンたちを引き立てる穏やかなブルー。

可愛い空間で美味しいパンやピザを食べていただいて、

居心地の良さを体感していただきたいです♡

最後にご紹介するのは、

これまで数々の建築系の賞を受賞している八海山雪室です。

設計デザインをされたのは、KAJIMA DESIGN 星野時彦さん。

ここは、雪が多く積もる南魚沼で、自然の力を利用した貯蔵庫です。

1,000トンの雪を蓄えることで１年を通して約4℃前後の環境を保っており、

専用に仕込んだ日本酒約36万リットルも（！）や

焼酎、野菜類が貯蔵されているとのこと！

最長5年の低温貯蔵された日本酒は、とってもまろやかになるそうです。

歴史と携わってらっしゃる方たちの重みのある、神秘的とも言える空間ですね。

こちらの雪室には、

米・麹・発酵をコンセプトにした、千年こうじや（八海醸造）の

ブランド商品が置いているショップがあったり、

お料理や食事を楽しく豊かにするキッチン雑貨のお店okatte、

地元食材を使ったデモや楽しい食のイベントが開催されているユキナカキッチンなど、

見どころもたくさんあるんです☆

そのひとつひとつに、

HipやHip漆喰サムライカラーズ、Farrow&Ball、スウェード調のグラニティなど、

色だけでなく素材感も楽しんでいただけるような塗料を使っていただきました。

どの建物も素晴らしいコンセプトです。

そのコンセプトを汲みカラープランニングをさせていただいたBOSSと

八海醸造の南雲二郎社長は、かれこれもう15年のお付き合いになるそうですが、

今は多くの社員の皆さんとも良い関係を築かせていただいています。

今回カラーワークスから、本社・東神田ショールームのスタッフがほぼ全員いきました。

お酒が実際につくられている第二浩和蔵では、

歴史や背景、魚沼のことをお聞きし、お酒の試飲もさせていただきました。

想いが詰まっているお酒のなんて美味しいこと^^

私たちが扱うペイントや壁紙と言った商品は「半製品」といって、

出荷したり、お客さまの手にお渡した時点では、

完成形を見ることができないものです。

社内でお仕事をしているスタッフは中々現場に行けないので、

こうしてたくさんの素晴らしい空間に触れさせていただいたり、

社員の方たちお一人おひとりに根付いている八海醸造イズムに触れたことで、

心にポッと火が付いたように思います。

まだまだ進化していく魚沼の里、

これからも「いい酒」をつくっていく八海醸造さん。

その想いを私たちは色でしっかりお客さまにお届けできるように、

いつまでも一緒に走っていけたらなと思います。

今回は、良い機会を本当にありがとうございました！

Staff.K