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  • 空間を暖かく、軽く、広くみせられる?!
    インテリアを快適にする色の視覚効果!

  • 空間を暖かく、軽く、広くみせられる?!
    インテリアを快適にする色の視覚効果!

  • 皆さんは、目に入ってきた色を見て、暖かく感じたり冷たさを感じたことはありますか?

    実は色には私たちの五感をはじめ、身体や感情を無意識のうちに動かしてしまう効果があります^^

    今回は、その色の視覚効果を空間でどう活かせるのかご紹介していきます♪

     

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    1.身体や感情を動かすさまざまな色の効果

    2.温度感をコントロール『暖かく』『涼しく感じさせる

    3.距離感をコントロール『広く』『奥行き』を感じさせる

    4.軽重感をコントロール『軽く』『重く』感じさせる

    5.硬さをコントロール『柔らかく』『硬く』感じさせる

    6.無料体験レッスンのお申し込みはこちら

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    1.身体や感情を動かすさまざまな色の効果

     

    色は身体や感情を無意識のうちに動かす効果がある!

     

     

    私たちが暮らす空間には、色が付いているものが溢れていますよね^^

    その一つひとつを何となく無難だからと揃えるだけじゃなく、身体や感情に変化を与える『色の効果』に注目して利用すると、思っている以上に快適で便利な空間を作ることもできるのです。

     

    では、色の効果にはどんなものがあるかというと……暑い寒いといった”温度感”や実際の距離よりも広く見せたり迫ってみせるような視覚的な”距離感”を左右するもの、”時間の経過感”などの触感、重い軽いといった”軽重感”など身体の感覚に影響を与えるもの、さらには”派手・地味”といった感情に影響を与えるものまでさまざま!

     

    その中でも、空間でよく使える色の効果について4つ見ていきましょう♪

     

     

     

    2.温度感をコントロール『暖かく』『涼しく』感じさせる

     

    暖かさを感じやすい暖色系の色涼しさを感じやすい寒色系の色


     

    赤やオレンジ、黄色を『暖色』、青緑や青、青紫を『寒色』というグループで呼んでいることを知っている方は多いかもしれませんね^^

    言葉の通り、人はこれらの色を見て温度感を感じる色のグループで、暖色と寒色の心理的な温度の差は3℃も違うという研究結果があります!

     

    3℃も違えば、空間のエアコンの設定温度も変わってきますよね。

    例えば、南向きの空間では壁の色を寒色にすることで夏は涼やかに快適に過ごせます。ただ、「冬は寒んじゃ!?」と心配になりそうなところですが、南から差し込む暖かい光のおかげでそれほど寒さは気にしなくても大丈夫ですよ♪

     

     

    北向きや日陰の空間には暖色系黄色を薄めた明るいクリーム色なども暖色系の仲間


     

    逆に直射日光が入りにくい北向きや日陰の空間では、暖色系の色を大面積で取り入れることで暖かさを感じやすくなります。

    ただ、暖色系だからといって、赤・オレンジ・黄色の鮮やかな色を使わなければいけないということではないのでご安心を^^

     

    黄色を明るくソフトなトーンに変化させればクリーム色やベージュ系に、赤やオレンジに黒を加えていくとブラウン系になるように、暖色系の仲間で空間に取り入れやすい色はたくさんあるので、自分らしいトーンを見つけて暮らしを彩るのもいいですね。

     

    無料体験レッスンで、身体や感情を動かす色の世界に気軽に触れてみよう!

    まずは無料体験レッスンからどうぞ!毎週木曜日①11時〜②19時〜オンラインで開催!

     

     

     

    3.距離感をコントロール『広く』『奥行き』を感じさせる

     

    ブルーなどの寒色系の色は、距離感を遠く奥行きがあるように感じさせる効果がある白や白の近い明るい色は膨張色と言われてより部屋を広く感じさせる


     

    涼しさを感じる寒色系の色には、実際の距離よりも空間が奥まってみせる効果もあるのはご存知ですか?

    暖色系の色が迫って見える進出色なら、寒色系の色は後退色という効果があり、奥行きを見せたい時には役立ちます。

     

    また、白やそれに近い淡く明るい色は膨張色と言われ、空間が広く感じる効果があります。

    狭い空間だから白い壁に……というのはよく聞きますが、これは色の取り入れ方によってはもっと広く感じさせることもできるようになりますよ♪

     

     

    膨張色の白を効果的に使って奥の部屋を広く感じる様にした事例

     

     

    続き部屋などで奥の部屋を広く見せたい時は、膨張色と合わせて、引き締まって見える収縮色と呼ばれる暗い色を利用しましょう!

    何もかも白で揃えるよりも、上の写真のように手前の空間に一度収縮色を配してから奥の空間に膨張色を使うことで、より解放感を感じ、空間を広くみせることができるでしょう。

     

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    4.軽重感をコントロール『軽く』『重く』感じさせる

     

    明るい色は軽やかさを感じさせる明るい色は軽やかさを出す


     

    色の効果には、軽い・重いといった軽重感を感じさせる効果もあります。

    例えば、明るい色には膨張色という特徴以外にも、重さを軽く感じさせる効果がありますが、これを空間で使うと軽やかさや爽やかさを演出してくれます。

     

     

    暗い色は重たさや重厚感を感じさせる暗い色は重たさや重厚感を感じさせる


     

    逆に、重みを感じさせる暗い色を空間に取り入れると、重厚感をもたらしてくれます。

    空間における重厚感は高級感やモードな印象を醸し出してくれるので、落ち着きのある書斎などはもちろん、一見暗い色は敬遠されがちなリビングなどでも個性や趣向を際立たせる色として使えますよ^^

     

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    5.硬さをコントロール『柔らかく』『硬く』感じさせる

     

    ソフトで柔らかく感じさせるような明るい色硬い質感があるように感じさせる暗い色


     

    空間で役立つ色の効果の4つ目は、硬軟感!

    柔らかさや硬さといった感覚は触感となりますが、例えば明るく薄い色は柔らかそう、暗めで濃い色は硬そうだというように、色でこの感覚を左右することもできるのです。

     

    例えば、ふんわりとした雰囲気の空間がお好みの方は、明るめでかつ鮮やかではない色で壁全面を塗ることでソフトな印象を演出することができます。

    また、空間にかっちりとした雰囲気を求めている方は、暗くはっきりとした色を明るめの色と合わせて使うことで、シャープできちっとした印象を演出させることができるでしょう。

     

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    6.無料体験レッスンのお申し込みはこちら

     

    色を見ただけで、感情だけでなく直接持った感覚や触った感覚まで左右されるなんて、不思議なことですよね!

    でもこれらは決してマジックでも、占いのようなものではありません。

    色が身体や感情に与える影響には、ホルモンや目の錯覚といった脳科学的な側面が隠されており、空間の色として使えるテクニックもいっぱいあるんですよ♪

     

    なお、実践で使える色の効果や配色などについては一般社団法人 日本カラーマイスター協会で認定講座を開いていますが、「まずはちょっと覗いてみたい!」「どんなことが学べるのかな」と気になる方向けに、毎週木曜日(11時〜/19時〜)に無料体験レッスンをZoomで開催しています。

    無料で気軽に参加できるものなので、ぜひご参加してみてくださいね!

     

     

    無料体験レッスンで、身体や感情を動かす色の世界に気軽に触れてみよう!

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