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プロも必見☆重さだけじゃない色の明るさの秘密スタイルにあわせて『明るさ』をコントロール☆
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前回の『暖色・寒色』の色の効果のお話しに引き続き、今回ご紹介するのは『明るさ』についてです♪
実はこの些細な『明るい』『暗い』といった感覚が、天井・壁・床など大面積になればなるほどインテリアスタイルに大きく関わってきます!
ではさっそくどんな 色の効果 があるのかチェックしてみましょう^^
●前回のブログ記事をご覧になりたい方はこちら
『プロも必見☆こんなに印象が変わる⁈暖色と寒色、体感や感情を変化させる空間作りに必須の色の効果』
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2.『軽い』『重い』から連想する言葉や印象って、どんなものがある?
3.同じ色でも『明るさ』が違うとこんなにもインテリアの印象が変わる!
4.好きなインテリアスタイルにあわせて『明るさ』をコントロール
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1.明るさによって、重さの感じ方が1.87倍も違う?!
「明るいピンク」「少し暗い青」と表現するように、色には明るさがありますよね^^
色の中で一番明度が高いのは『白』、一番暗いのは『黒』です。(小学校のテキストみたいですねw)
ちなみに、一番明るい『白』と一番暗い『黒』は明るさの差があるだけでなく、重さも違って感じさせてしまう効果があり、一般的に白に近ければ近いほど『軽く』感じ、黒に近ければ近いほど『重たく』感じます。
例えば、上の写真のように同じ形で色だけ違う段ボールがあるとします。
この時、この段ボールを持っている人たちは、心理的体感値として左の『白』に比べて、右の『黒』の箱の方が、なんと1.87倍重たく感じているという実験結果があるんです☆
「約2倍?!」これはかなり大きな差ですよね^^
こうした効果は生活の中でもよく見かけますし、実はカラーワークスの塗料を梱包する段ボールもひと工夫が♪
運ぶ方や受け取った方たちに少しでも軽く感じてもらえるように、ダンボールのデザインリニューアルをしたとき『白』がベースカラーとなるように下の写真のようなデザインをしています。
塗料の缶は見た目以上に重たく感じるので、少しでも手にする人たちが軽く感じていただけていたら嬉しいです^^
2.『軽い』『重い』から連想する言葉や印象って、どんなものがある?
では、上で学んだ明るさの効果をインテリアに生かすとしたら、どんな考え方をしたらいいかをここでご紹介します♪
明るい雰囲気や広さ、清潔感を感じさせたい方が何となく暗い色ではなく、『白』や『明るい色』を選んでしまう方が多いように、色の明るさによってもイメージや印象が違います。
上の写真の空間は、明るさが『明るく軽い色』をメインカラーとして使っていますが、その他にはどんなイメージや印象を抱きますか?
例えば『穏やか』とか『優しげ』、他にも『エアリー』、『ほんわか』、『のどか』、『和み』など、いろいろな言葉が出てくるでしょう。
では、こちらの明るさが『暗く重い色』の空間からはどんな言葉が出てきますか?
『モダン』、『知的』、『高級感』、『頑丈』、『かっこいい』、『本物』など、まだまだ出てきそうですね。
色の明るさが違うと、その空間の印象がかなり違いますよね!
明るいとひらけていて、ナチュラルや親しみやすいイメージを演出できたりしますが、暗い色だと重厚感やかっこよさを感じさせ、空気感もピリッと重め演出をすることができます^^
インテリアを考えるとき、そのインテリアを『イメージする言葉』を色に置き換えてみるのも、色探しの一つの手です。あなたならではのイマジネーションを楽しんでくださいね!
3.同じ色でも『明るさ』が違うとこんなにもインテリアの印象が変わる!
さて、そもそも好きな色を取り入れたいと考えている人もいらっしゃるでしょう。
ナチュラルスタイルが好きな方々の多くに愛されている緑系統の色ですが、どんなナチュラルスタイルにしたいかによって明るさを変えると、雰囲気が全く変わってきます。
明るく爽快感があり、ファミリーがほっこりリラックスできるようなインテリアを作りたいなら、上のような明るめの緑がぴったりですね!
では、下の写真はどうでしょう?
上の緑を少し暗めにしてみましたが、なんだか知的で大人っぽい雰囲気になったと思いませんか^^
ナチュラルスタイルとは言っても現代ではかなり解釈が広がり、少し暗めの自然素材を使い、落ち着いた雰囲気のある色合いでまとめるスタイルも増えました。
自分の好きな色でインテリアコーディネートをするとき、一度どの明るさならぴったりくるのかイメージしてみるのはおすすめですよ♪
4.好きなインテリアスタイルにあわせて『明るさ』をコントロール
さて、塗装はもちろん壁紙なら柄の配色パターンで、さらにインテリアの雰囲気を作り出しやすくなります。
ポイントは、ベースとなっている色も柄の色もどちらも同じような明るさだと、統一感を出しやすいのでコーディネートしやすいですよ♪
カラーワークスのギャラリーページでは、たくさんの先輩ユーザーの施工事例を掲載しています。
まだ好きなスタイルが見つかっていなくても大丈夫!
「ん?この事例素敵かも!」と思ったら、そのスタイルの色合いがどのくらいの明るさなのかをチェックしてみてるのもいいですよ♪
ギャラリーページで事例をチェックするならこちらどうぞ
5.無料で気軽に色を学びたい方は
明るさの効果をはじめ、さまざまな色のテクニックをインテリアカラーのコーディネートで活かしたいおすすめなのが、一般社団法人 日本カラーマイスター協会の講座。
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6.銀座サロンで色のプロフェッショナルからアドバイスを
色選びに自信のない方は、色のプロフェッショナルであるライフカラースタイリストが在中しているFarrow&Ball 銀座サロンへどうぞ!
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