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FARROW&BALL 新柄取り扱いスタート!(10/3~)
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★★★CHECK!! INFOMATION★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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こんにちは、Kです!
今日は10月3日(月)から、
いよいよFarrow&Ballの壁紙の新コレクションの取扱いを開始します♡
Kは、いちFarrow&Ballファンとして、
今度はどんなテーマで、どんな柄が登場するのかなと
いつもこの日が楽しみでなりません^^
さて、その気になる今年の新柄コレクションですが、
テーマはずばり「1940年代」。
実は今年は、Farrow&Ballの創立70周年を迎える記念の年。(おめでとうございます♪)
今回のコレクションは、その創立当時の時代をインスパイアし生まれたものだそうです。
1940年代といえば、第2次世界大戦の戦中戦後の時代。
1945年8月の終戦前と後では、時代の空気は全く違ったのでしょう。
特にFarrow&Ballがスタートした1946年は、
古い時代を懐かしみつつ、新しい時代への期待感も高まっていた年。
目まぐるしく大きく変わる時代の古典プリントを
Farrow&Ballを介して現代的に解釈し、
ユニークな3つの柄として発表されました。
3柄それぞれ、メタリックのアクセント、大胆な色の組み合わせ、
繊細なニュートラルカラー、色味を抑えたパステルなど、
各7パターン揃っています♪
さて!
では、お待ちかねの柄を見ていきましょう♡
長さ 10m/幅 53㎝/パターンリピート 21.7㎝
この時代のインテリア事情をみてみると、
1920~30年代に流行した幾何学図形をモチーフとしたアールデコから、
ファブリックや壁紙に明るい花柄などが使われはじめた移行期です。
46年からはとくに戦後の解放感も重なり、
インテリア空間の美学自体も“効率化”から“装飾×芸術”といった
矛盾が入り混じった期間となっていました。
こうした時間が、やがてアメリカのパームスプリングのような街を生み出します。
ここは「パームスプリングといえば、ミッドセンチュリー」と言えるくらい、
戦後のアメリカの建築市場を大いに賑わせたお洒落で洗練された街で、
イームズやネルソンを始めとしたデザイナーや建築家が沢山の功績を残しました。
ちなみに以前、BOSSはカラーの仕事でパームスプリングを訪れたことが。
乾いた砂漠と広い空の下に、ぽこっと出現する洗練された建物群。
ひとつひとつの建物がかっこ良すぎて憧れたことを覚えていますが、
まさにこの時代に生まれたものだったんですね♪
古典的な曲線を取り入れ、ソフトでロマンチックなパターンとして生まれたAcadeですが、
貝殻のようにも見える美しいデザインを壁いっぱいに配置すると、
むしろ洗練された雰囲気を醸し出してきます。
これは、こうした1940年代の背景をFarrow&Ballらしく表現したからなのでしょうね。
3色使いで、柄の中に金属のドットも使われているものもあるので、
好みの配色を探してみてください♪
長さ 10m/幅 53㎝/パターンリピート 56㎝
趣のあるカントリー調のコテージ、田園の畑やピケットフェンス、
そして農園の動物たちを描いた可愛らしいGable。
イギリスの典型的な風景がインスピレーションの元になっているそうです。
大地の匂いと素朴さが醸し出す本当の美しさを
よ~く吟味し練られたうえで、遊び心のあるパターンに落とし込まれたGable。
素敵なカラーパレットと一緒に、幼い頃の無邪気さを写し出した柄となりました。
よかったら、柄に近づいてじっくりみてください^^
丘の風景に、モコモコとした羊たちに牛や馬、鳩や鶏の群れ、
三角の切妻の屋根の家や納屋、
デザインの中心には、農家自身の姿も^^
細かな描写が詰め込まれ、ものすごくストーリー性がありますよね♪
今までのFarrow&Ballの柄の中でも、
もしかしたら一番子ども部屋にぴったりくる柄かもしれませんね。
でも、もともとが楽しくて穏やかな柄なので、
写真のようにリビングやキッチンにもいいですね!
皆さんなら、どの配色をチョイスしますか??
長さ 10m/幅 53㎝/パターンリピート 56.1㎝
「Enigma(エニグマ)」という不思議な名前の柄が登場しました。
英国人の数学者のアラン・チューリングが、
第二次世界大戦中に作った暗号解読機 Enigmaから取られたそうですが、
そういう歴史的な背景がフューチャーされるのは、
Farrow&Ballでは初めてではないでしょうか。
暗号のように、見るものを惑わすかのようなデザインは、
シンプルで太いラインの連結した長方形で構成されています。
ダイナミックにいきいき と表現されているため存在感もあり、
いつの間にかEnigmaの世界に魅了されてしまうんですよね☆
なので、これは住まいのシーンだけでなく、
店舗や職場スペースなどでも印象的な空間を作ってくれそうです^^
さて、この幾何学的に絡みあうEnigmaを含めて、
今回のコレクションは、どこか日本的なモダンさを思い起こさせるような節もあります。
1940年代の日本の事情を見てみると、
皇室御用達でもあり、世界に誇る家具メーカーの天童木工さんが
1940年に創業されています。
終戦直後から50年代初めまでは大変なご苦労をされたかと思いますが、
数々の素晴らしい作品を発表しています。
Farrow&Ballの壁紙はイギリスの柄なので、
もちろん洋風の家具やファブリックがあいますが、
1940年代、特に戦後から続いたインテリアの流れに関しては、
世界中で共有できた事象でもあるので、
きっと日本のメーカーが作った家具もバッチリはまるのではないでしょうか♪
皆さんのおうちにあるお好きな椅子やサイドテーブルなどの背景にも、
今回の壁紙コレクションをあわせたイメージをしてみて下さい。。
グッと空間のモチベーションあげてくれそうですよ(笑)
気になる柄があれば、レンタルやサンプルをお出しすることもできるので、
お気軽にショールームまでお問い合わせください^^
サンプルのご依頼 / レンタルのご依頼(新柄のBOOK) / お問い合わせ
一緒に、時代の空気感を味わいましょう♡
Staff.K