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銀座サロンで出会った『いつも選んでいた色』PARQUE TOKYOファクトリーのカラーストーリー
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先日、焼き菓子の製造販売をしているLUSIADAS ルジアダス株式会社のオーナー 伊藤大輔様からご招待をいただき、千葉県松戸市にあるPARQUE TOKYOファクトリーを訪問させていただきました。
元々東神田でカフェを営んでいらしたのですが、コロナ禍を機にオンライン販売にシフト後、今年松戸に移転。
ご自身でひとつひとつDIYで丁寧に場を整えて素敵なファクトリーを完成されましたので、ご紹介させていただきます^^
そんな伊藤様がファクトリーのインテリアの壁にと選ばれたのは、Farrow&BallのNo.310 Beverly。
Farrow&Ball 銀座サロンに来店される前までは、実はまったく違う色を検討されていたそうです。
「でも、いろいろ振り返ってみたら、いつもこの色を選んでいることに気づいたんです」
たくさんの色を見て、改めて伊藤様がご自身と向きあわれた時に惹かれた No.310 Beverlyとの出会いで、一気にPARQUE TOKYOファクトリーのカラーストーリーが動き出したのを目の当たりにしたスタッフが、「初めから決まっていたかのようにご自分で色をどんどん選んでいかれた」と話していました。


カラーチャート上ではやや暗く感じるNo.310 Beverlyですが、中明度のグリーンなのでインテリアの壁に実際に塗ってみると、それほど暗くありません。
リアルな植物の色に近く非常に有機的な色合いなので、食べ物を扱う空間に必要な清潔感と手作りの温もりを同時に表現できるこの色は、伊藤様のこだわりが詰まったファクトリーにぴったりでした。

また、インテリアの光の加減によって繊細に色の見え方が変わるのも特徴です。
明るい昼間の日差しの下ではより冴えたグリーンに見え、暗い場所や夜の時間になるとこっくりとした深みのあるグリーンへと変わる面白さがあります。

上に目を向けると、伊藤様がご自身で選ばれた梁下のダークグレー No.305 Hopper Headが空間を程よく引き締めていたり、穏やかで明るいNo.274 Ammoniteが広がっています。
このNo.274 Ammoniteは、天井の白とはいえ「冷たすぎる白だと食べ物とはあわず、もったりとしたウォーム系の白でもない」と考えていらっしゃった伊藤様のご意見を参考に、スタッフからクールすぎず暖かすぎもしない中庸のニュートラルカラーであるNo.274 Ammoniteをご提案させていただきました。
この3色の絶妙なバランスが、ファクトリーという作業性の高い空間でありながら居心地の良さを感じさせる秘密です。


訪問当日は、伊藤様が前日から仕込まれた生地で手作りピザを振る舞ってくださったとのこと!
趣味で購入されたという本格的なピザ窯で焼かれたピザは絶品ですし、沖縄野菜のシカクマメを使ったサラダも、わざわざ静岡の農園から仕入れてくださったこだわりの一品で、お伺いしたスタッフは大変幸せな時間を過ごしたそうです^^



さて、DIYがお好きで、何でも手作業で作ることを大切にされている伊藤様。
その姿勢は、丁寧に焼き上げられるお菓子にも表れています。
代表商品の「ガトーショコラ・トロワゾネ」は、大人が少しだけ子供に戻るショコラというテーマを元に作られており、3つの異なる食感を楽しめる贅沢な一品です^^
オンラインで購入できますので、ぜひ味わってみてください。
最後に、伊藤様からこんな素敵なお言葉もいただきました。
「Farrow&Ballは少々値は張るけれど、それ以上の価値がある。仕上がりが美しく本当に選んでよかったし、気に入った空間で仕事ができることが幸せ。」
その言葉に、色へのこだわりと空間への愛情が詰まっているのを感じて、私たちもとても嬉しくなりました。
ご自分が「いつも選んでいた色」に気づき、その色と共に理想の空間を作り上げた伊藤様。
温かいおもてなしと、色への深い想いに触れた、心温まる訪問となりました。
今回は本当にありがとうございました♪
PARQUE TOKYO https://parque.tokyo/
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