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2016年のFARROW&BALL 壁紙ランキング(国内)
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こんにちは、Kです☆
今回のブログでは、先週明かさずに終わっていた
2016年に人気のあったFarrow&Ballの【壁紙】をご紹介します!
Farrow&Ballのオリジナルの最高品質の顔料を使い、
職人さんが一つひとつ伝統的な技法で仕上げてる素晴らしい壁紙たち。
どの柄にもストーリーがあり、
新しい柄が発表されるとその世界観にいつも感動させられつつ、
昔からある柄のタイムレスで確かな魅力に見入ってしまったり。
私たちはスタッフとは言えど、みんなFarrow&Ballのコアなファン。
1年中、Farrow&Ballの壁紙をネタに、
インテリアの妄想話は尽きることはありません^^
そんな私たちの日々の会話がそのまま反映されたかのような
2016年の壁紙ランキングは、
新旧の人気の壁紙が揃ったものとなりました☆
では、早速チェックしてみましょう!
10位に入ってきたYukutoriは、
近代日本の絵画からインスピレーションを得て作られた柄で、
鳥が群れで飛んでいく情景が切り取られています。
大柄が多いFarrow&Ballの中で、小さな柄のYukutoriは一見地味な柄です。
ただ、地味かもしれませんがとても繊細で場所を選ばず、
またとっても不思議な印象を与えてくれる柄なんです。
これは、鳥の柄がプリントされている、という2次元的な感覚ではなく、
羽ばたいている鳥の様子を遠近感もって表現しているので、
貼ると思っている以上に奥行き感があり、
海や空の上を飛んでいる鳥を見ているような感覚を与えてくれます♪
不思議とずっと見ていたくなる柄です。
9位のBumble Beeに関しては、これはもう昔から大人気の柄で、
特にこの白ベースに金色の蜂の配色パターンは、たくさんの方に愛されてます♡
遊び心のあるこの柄は、元々はナポレオンの奥さんだった
ジョセフィーヌ・ボナパルトの寝室にシルク生地の柄として使われていました。
「可愛らしさ」は、いつの時代も愛されるものなんですね♪
8位のRanelaghと7位のCrivelli Trellisにも共通するのは、
まず、シンメトリーな柄であること。
シンプルで細めの線が描かれているシンメトリーな柄は、
エレガントかつアーキテクチュアルな美しさがありますよね^^
フレンチファッションの歴史がテーマのコレクションで発表された
大柄のTourbillonは、6位に入りました。
グラフィカルで躍動感と存在感がある柄なので、
まるでアートそのものを貼っているようなお部屋になりますよ♪
また、Tourbillonのような装飾性とは反対側にありつつ、
とてもシンプルで現代的とも言えるのが、5位のCloset Stripe。
今回ランクインしたのは、ダークなニュートラルカラーではありますが、
写真事例でも使われているようにブルー系も人気で、
コンテンポラリーなインテリアに仕上がりますよ^^
4位のTessellaが持つ幾何学的な模様は、
エレガントでかつ中毒性や大胆さもあります。
太いラインで描かれた枠の印象がカジュアルなので、
ランクインしたベースがブルー、柄がホワイトの組み合わせだと
きっと子ども部屋などにも楽しい雰囲気を作ってくれるでしょうね♪
3位のSilvergateは、Farrow&Ballの壁紙を語る上では外せない重要な柄です。
初期に作られた柄であるのに、今尚愛され続けて3位にランクイン。
それには理由が2つあると思うのです。
一つは、唯一無二のゴージャスでエレガントな曲線を描くデザイン。
そしてもう一つの理由はきっと、その配色パターンです。
下の写真のように、SilvergateはFarrow&Ballの壁紙の中で、
最も配色パターンがある柄の一つでしょう。
Farrow&Ballの歴史を重ねる中で、
その時代時代にあう配色が、Silvergateという柄を通して表現され、
たくさん生まれてきたのです。
今、表向きに発表されてる配色は上の写真だけとなりますが、
アーカイブに入っている配色パターンは、実は驚くほどあります。
変わらない美しいパターン部分と
時代に合わせて変化していく配色を通じて、
私たちを魅了し続ける稀有な柄だと思います^^
2位のBlock Print Stripeも配色パターンが多い柄の一つです。
様々な配色が揃う中ランクインしたのが、極めてシックなBP766。
静的でインテリジェンスな匂いのするこの柄に一役買っているのが、
細いストライプを描いているメタリックカラー。
これは、ここ最近インテリアシーンで注目されはじめている
ゴールドとシルバーの中間色であるギルバー系のカラーになります。
陽の光や照明など、反射する光の色によって、
色々な表情を見せてくれるギルバーがポイントとなり、
不思議な魅力を醸し出しているのが人気の要因かも知れませんね♪
さて、Block Print Stripeはストライプですが、
他のストライプと違うのがそのこっくりとした質感です。
パン工法という引きずりながら作るFarrow&Ballの一般的なストライプは、
とてもスマートな印象を与えますが、
他の柄のように、判を押して作るような
ブロックプリント工法で作られるBlock Print Stripeは、
そのペイントの乗り方が、ぽってりとしているのです。
そのため、上の写真のような白×黒の緊張感のある組み合わせでも、
非常に柔らかな印象を与えてくれます。
ストライプはここ近年人気のある柄ですが、
チャレンジしたいけど、使い方が難しいかな〜と思っていた方は、
ぜひこのBlock Print Stripeの質感を取り入れてみてくださいね^^
堂々の1位となったは、10位にもランクインをしていたYukutori!
この結果には、びっくりです!!
10位の時の説明で、「地味」と言ってごめんなさい(T T)。
選ばれているのは、明るいニュートラルカラーがベースに、
ホワイトの柄がのっているパターンのBP4301。
これはアクセントとして使うのではなく、
広いお部屋の壁全面に貼って使うための配色パターンです。
2016年、たくさんの方々が、たくさんの広いスペースで、
この柄を使っていただいたのでしょう。
本当に、ありがとうございます!
日本がテーマとなっているコレクションが、
こうして1位を取るのは初めてではないでしょうか。
壁紙の柄を選ぶときは、洋風を意識して選ばれる方が多いので、
こうした結果が出たことにも驚きを隠せません☆
日本人が持つセンシティブな感覚を見事に表現した
Farrow&Ballのクリエイティブチームの歴史・文化の理解力と技術の高さも
心から素晴らしいと思います。
私たちが持つ「わびさび」の感覚を
Yukutoriを通して共感しあえたことに嬉しさが隠せません♪
これから壁紙を考えている皆さんも、
ぜひ一度見ていたければと思います^^
さて!
2017年以降、壁はどうなっていくのでしょうか??
世の中の動きを見ていると、
どうも壁で遊んでいる人たちが増えてきているように思います。
壁紙もただ貼るだけではなく、
上の写真のように、壁紙を使ってベッドヘッドを形作ってみたり、
ペイントもただ一面を1色で塗るのではなく、
幾何学的なモチーフを取り入れて塗り分けをするなど、
今までの壁という概念を超えてくるような
ムーヴメントが起こりつつあるような気がします。
色も先日のブログの記事で取り上げたように、
ダークな色を大胆に使うようになってきたり、
それとは反対に、グレー×パステル調の色を組み合わせ、
優しげだけど、洗練されたインテリアも見られるようになってきました。
英国のハリー王子の部屋は、まさにこのパターンですね^^
去年、Farrow&Ballのコンサルタントが入り、
No. 245 Middleton PinkとNo.26 Down Pipeの組み合わせで、
ペイントされています。
心が優しくなるようなパステル同士を組み合わせたり、
こうしてスタイリッシュな色と合わせることで、
インテリアの幅がまたもっと広がりそうな気がします☆
さて、2017年はどんなインテリアのニュースが飛び込んでくるでしょうか?
新しいインテリアをぜひ一緒に楽しみましょうね♪
Staff.K