一筋縄ではいかない『鮮やかレッド』を攻略する!

こんにちは、Kです。

 

今日は、4Fのパレットギャラリーで、

次回のアーティストの牧野智晃さん方と展示会の準備をしていました。

 → Palette vol.7   4 on the Palette展 

 

新しく壁にペイントされる色は、『鮮やかな赤』!

情熱的で、インパクト大な赤色ですが、実は『かぶりが悪い色』でもあります。

実は、運よく?!まさにそんな頭を悩ませるような状況になったので、

解決方法を添えてご紹介します。

 

今回メインの壁で使ったペイントは、HIP 7916N (Flat)。

7916n-w.jpg

 

前回の藤井さんの作品の上に、どきどきしながら刷毛を入れていきます。

hakered2-w.jpg

周りの縁やコンセントの周りを刷毛で処理したら、次はいよいよローラー♪

ですが・・・あれ?

roller1-w.jpg

 

あれ??・・・もしや???

roller2-w.jpg

 

やっぱり!恐れていたことが!!!!

kaburiwaruiwarui.jpg

 

『色が、かぶっていない』のです。

下が透けて見えているのがわかるでしょうか???

鮮やかな赤や黄色は、顔料の関係で、実はこうしたことが起こりやすいのです。

こうして黒などで絵を描いている場合は、特に消えてくれません。。。

 

 

でも、大丈夫!

そんな時は・・・・

 

 

私たちは、こうした鮮やかな赤色を塗る前に、

『明るめのグレー』を下に塗ってから、赤色を重ねていきます。

(※色によっては『白』などが良い場合もあるので、ご相談下さい)

 

では、塗ってみましょう。

gray-2.jpg

 

今回は、一度塗りをしただけですが、

下のイラストが『グレー』のペイントで、見えなくなりました。

gray-ww.jpg

この上から塗れば、鮮やかな赤でも、下の色を気にせず塗ることができます。

red2-w.jpg

 

ただ、赤のマニキュアを重ねて塗るのが難しいように、

ちゃんとよく乾かしてから塗らないと、

固まりにくい顔料によって、表面がよれてしまうことがあります。

今回もところどころ発生しています(まるで教科書のような日!)。

壁面に、ムラができているのがわかりますか??

表面をきれいに仕上げるのなら、場合によっては3回塗りすることも必要でしょう。

kaburiwarui.jpg

 

これだけ書くと、一筋縄ではいかない色のようではありますが、

上のような対策さえしていれば、大丈夫☆

 

それに、一度赤色を壁に塗ったら、赤の微妙な差にもこだわりぬく

赤マニアになってしまう方も多かったりします♪

それくらい、赤色の魔法って劇的なんですよ!

扱いにくそうなのに魅力的って、まるで小悪魔のような色ですね(笑)

 

ドラマチックで、パワーをもらえる色なので、ぜひアクセントで挑戦してみてくださいね☆

 

 

Staff.K

 

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このページは、Melodyが2011年4月11日 18:47に書いたブログ記事です。

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